iPhoneを和暦表示に変えれば「令和」に対応できる?

5月1日の改元まで、いよいよ1週間をきりました。ふだんは和暦(平成)をほとんど意識していない人でも、さすがにこの時期は和暦(令和)が気になっているという人は多いのではないでしょうか。今回は、新元号「令和」改元準備として(?)、iPhoneを和暦表示に変更する方法を紹介します。

iPhoneの初期設定では日付が西暦表示ですが、設定を変えれば和暦で表示することが可能です。和暦表示にすると、カレンダーやメール、写真、メモなどのアプリの日付が和暦で表示されるようになります。操作も簡単なので、以下の手順で和暦の表示方法をチェックしてみてください。

ただ残念ながら、本記事執筆時点で最新のiOS(iOS 12.2)はまだ新元号「令和」に対応していません。そのため現時点では、iPhoneを和暦に変更したからといってiPhoneが令和対応になったとは言いきれなさそうです。アップデートプログラムの配信で対応されるはずですが、果たして5月1日までに間に合うのか?気になりますね。和暦表示に設定したiPhone片手に「今か今か」と待つのも楽しいかもしれません。

iPhoneを和暦表示に変更する方法

1iPhoneで[設定]アプリを起動する

iPhone(アイフォーン)の[設定]アプリのアイコン

iPhoneのホーム画面にある[設定]アイコンをタップして、設定アプリを起動します。

2[設定]画面が表示された

iPhone(アイフォーン)の設定アプリの「設定」画面

[設定]画面が表示されたら、[一般]をタップします。

3[一般]画面が表示された

iPhone(アイフォーン)の設定アプリの「一般」画面

[一般]画面が表示されたら、[言語と地域]をタップします。

4[言語と地域]画面が表示された

iPhone(アイフォーン)の設定アプリの「言語と地域」画面

[言語と地域]画面が表示されたら、[暦法]をタップします。

5[暦法]画面が表示された

iPhone(アイフォーン)の設定アプリの「暦法」画面

[暦法]画面が表示されたら、[和暦]をタップします。

以上で、iPhoneを和暦表示に変更する方法の手順解説は終了です。暦法が「和暦」に設定されていると、iPhoneのカレンダーアプリやメールアプリ、写真アプリなども和暦表示になります。

[カレンダー]アプリの和暦表示

iPhone(アイフォーン)のカレンダーアプリが和暦表示になった画面

[カレンダーアプリ]が和暦表示になりました。

[メール]アプリの和暦表示

iPhone(アイフォーン)のメールアプリが和暦表示になった画面

[メール]アプリでも送受信の日時の表示が和暦になりました。

HINT現時点ではまだiOSが「令和」に未対応......

iPhoneの暦法の表示を和暦に変更したら、5月以降が「令和」と表示されるのか気になりますよね? 試しに5月以降のカレンダーを表示してみたのが下の画面です。残念ながら現時点(iOS 12.2)では、まだ令和に対応していませんでした。5月1日までにアップデートプログラムの配信が始まるのを待ちましょう。

iPhoneのカレンダーアプリが令和に未対応の画面

5月1日のカレンダーを表示したところ、「令和元年5月1日」ではなく、「平成31年5月1日」と表示されてしまいました。