世界中の学習者と言語を使ったゲームで交流

Rosetta Worldはゲームのようなアクティビティを通じて、他の学習者とコミュニケーションできる場です。日本だけでなく世界中の学習者と交流でき、自分が学習している英語はもちろん、日本語を学んでいるアメリカの学習者と日本語でやりとりする、といったことも可能です。Rosetta Studioのような予約は必要ないので、好きなときに参加してみましょう。

他の学習者とそれぞれが学習している言語を通じて交流できる     

Solo、Duo、Simbioの3つのプレイモード

Rosetta Worldは3つのプレイモードで構成されています。Soloは1人でプレイするアクティビティで、DuoとSimbioは2人でプレイします。それぞれに2つずつボタンがありますが、Soloはストーリーとアクティビティ、DuoとSimbioはテキストアクティビティとボイスアクティビティに分かれています。

アクティビティの一覧

Solo、Duo、Simbioのいずれかのボタンをクリックすると、ストーリーまたはアクティビティの一覧が表示されます。基本的には、その時点でのRosetta Courseの進行状況でプレイできるアクティビティのみが表示されますが、ストーリーは制限がかかっているものも薄く表示されます。なお、アクティビティの並び順は、この画面を表示するたびにランダムで変更されます。

ここをクリックするとアクティビティの一覧をスクロールできる     

ストーリーとアクティビティ

ストーリーはSoloのみに用意され、その名の通り物語の読解・リスニングを行うものです。アクティビティはゲームに似たコミュニケーションの場で、DuoとSimbioでは共通、Soloではその一部が楽しめるようになっています。いずれもRosetta Courseの進行状況に応じた表現が問われるので、趣向を変えた復習・応用問題とも言えます。

物語の聞き取りと文章の読解で、Rosetta Courseで学んだ単語などを深く理解できる

Rosetta Courseで身につけた表現 を使い、神経衰弱や間違い探しなどのゲームを楽しめる

アクティビティへの招待・参加

DuoとSimbioのアクティビティをプレイするには相手が必要です。自分から他の学習者を招待するか、逆に他の学習者が招待しているアクティビティに参加することで、お互いが「パートナー」となプレイが開始されます。気軽に招待したり、招待に応じたりしてみましょう。それぞれの操作の流れは、このあとのSolo、Duo、Simbioのレッスンで解説します。

参加者を受け付けているアクティビティには[今すぐプレイ]と表示される      

DuoとSimbioのパートナー

DuoとSimbioはいずれも2人で行いますが、対象となるパートナーに違いがあります。Duoでは「英語(アメリカ)を学んでいる」学習者が対象になり、母語は問いません。一方、Simbioでは「母語が英語(アメリカ)である」「日本語を学んでいる」の両方を満たす学習者が対象になり、それぞれが選択したアクティビティをそれぞれの学習言語でプレイすることになります。

[学習言語]が[英語(アメリカ)]の学習者がパートナーとなる     

Simbioではパートナーと母語を入れ替えて2つのアクティビティをプレイする,[Simbio言語](母語)が[英語(アメリカ)]で、かつ[学習言語]が[日本語]の学習者がパートナーとなる   

テキストアクティビティとボイスアクティビティ

DuoとSimbioに登場する一部のアクティビティは、同じものでもテキストアクティビティ(文字チャット)とボイスアクティビティ(音声チャット)のいずれかでプレイできるようになっています。メール感覚で交流できるテキストアクティビティのほうが人気ですが、時には海外に行った気分で音声によるコミュニケーションに挑戦するのもよいでしょう。

文字チャットでゲームを進めていく   

音声チャットでゲームを進めていく   

[ヒント]Rosetta Courseの進行状況によってプレイできるアクティビティが異なる

Rosetta Stoneを始めたばかりの状態では、Rosetta Worldでプレイできるアクティビティの種類は限られています。Rosetta Courseでのトレーニングを進めると、この制限(ロック)が解除されていく仕組みです。新しいアクティビティのアンロックを目指すのも、Rosetta Courseを進める1つの楽しみと言えるでしょう。

Rosetta Courseがある程度進んでいないとプレイできない場合がある

[ヒント]現在の参加人数をチェックしよう

せっかくRosetta Worldで他の学習者とアクティビティを楽しもうと思っても、相手がいなければそれもかないません。あらかじめホーム画面で、DuoとSimbioに参加している人数をチェックしておきましょう。アクティビティの一覧を表示するとRosetta Worldにアクセスしたことになり、自分も参加人数としてカウントされます。アクティビティの一覧で[利用者1名]と表示されている場合は、参加者は自分だけという意味なので注意してください。

ホーム画面またはアクティビティの一覧で参加している学習者の人数を確認できる

[ヒント]ニュースフィードに注目してみよう

Rosetta Worldの右側に表示されているニュースフィードでは、自分を含めた学習者のRosetta Worldへのアクセス、アクティビティへの招待、スタンプの獲得などの最新状況がわかるようになっています。一緒にアクティビティをプレイしたことのある学習者が増えてくると、表示される情報がどんどんにぎやかになっていきます。ここに注目すれば、以前のパートナーと「再戦」するチャンスも見つけやすくなるでしょう。

自分と他の学習者のRosetta Worldへの参加状況などを確認できる

[ヒント][オンラインの設定]が表示されたときは

Rosetta Worldに初めてアクセスすると、以下のような画面が表示されることがあります。Rosetta Worldを始めるに当たって必要な設定なので、[Simbio言語][タイムゾーン][国]を正しく選択しましょう。[Simbio言語]では自分の母語、つまり日本語を選択します。基本的には一度設定すれば問題ありません。

[Simbio言語][タイムゾーン][国]を正しく選択する

[ヒント]自分の情報はどこまで公開される?

Rosetta Worldで公開されるのは、レッスン5で入力した表示名、上記の[オンラインの設定]で選択したSimbio言語(母語)と国、学習中の言語です。実名などは公開されません。

[ヒント]「集中時間帯」ってなに?

Rosetta Worldの左側に表示されている集中時間帯は、自分のタイムゾーン([東京]や[大阪]など)で、Rosetta Worldが多くの学習者でにぎわう時間帯を示しています。一緒にプレイしてくれる他の学習者を探し出しやすい時間帯の目安として、参考にしてみてください。なお、海外(異なるタイムゾーン)の学習者はこれに当てはまりません。