共有元のユーザーから招待メールを送信する
1.共有の設定を開始する
2.共有するノートブックを選択する
3.招待のための設定を開始する
4.共有先のユーザーに招待メールを送信する
5.招待メールが送信された
共有先のユーザーが招待を受ける
1.招待メールのURLにアクセスする
2.自分のアカウントと共有されたノートブックをリンクする
3.リンクが完了した
4.リンクしたノートブックをソフト上で表示する
5.同期の設定をする
6.ノートの一覧が表示された
[ヒント]共有はノートブック単位で設定しよう
Evernoteでは、ノートブックごとに他のユーザーとの共有を設定し、ノートブック内のノートを共有できます。このレッスンでは、特定のユーザーに、閲覧のみ許可する形での共有の方法を解説します。もし共有元のユーザーがプレミアムアカウントであれば、共有先ユーザーに、ノートの編集を許可することもできます。また、不特定ユーザーに向けて共有し、Webページのように公開することもできます。
[ヒント]ソフト上で共有ノートブックが利用できる
従来、Evernoteの共有ノートブックは、Evernote Web上でしか利用できませんでした。しかし、2010年12月にMac版ソフトで共有ノートブックが利用可能になったことを皮切りに、Windows版ソフトやその他のデバイスのアプリケーションも、順次対応予定となっています。これによって、これまで以上に共有ノートブックが使いやすく、便利になりました。これまで自分が蓄積してきた情報を簡単に共有できてしまう手軽さは、他のツールではなかなか味わえないものがあります。友人や職場のチームでの資料データベースとして利用するのもいいでしょう。ただ、簡単に共有できてしまうため、情報の取り扱いには注意が必要です。ノートブックに共有するべきでないノートが入っていないか注意しましょう。
[ヒント]招待メールはアカウントのメールアドレス以外 に送ってもよい
招待メールを送信するアドレスは、共有先のユーザーがEvernoteのアカウントの作成に利用しているアドレスと違っていても問題ありません。複数のアドレスを持つ相手でも、迷う必要はありません。
[ヒント][Evernoteへのログインを要求する]の意味は?
[Evernoteへのログインを要求する]のチェックをはずして招待メールを送信した場合、メールのURLを開いたユーザーは、サインインせずにノートを閲覧可能になります。相手がEvernoteのアカウントを持っていなくても共有できるのは利点ですが、URLが他のユーザーに知られてしまうと、誰でも閲覧可能になってしまうのが難点です。安全のためには、ログインを要求しておきましょう。
[ヒント]Evernote Webから共有の設定をするには
共有の設定は、Evernote Webからもできます。Evernote Webで[共有]-[共有のセットアップ]をクリックすると、「共有先のユーザーが招待を受ける」の手順3と同じ[ノートブックの共有]が表示されます。この画面の[自分のノートブック]から、共有したいノートブックの[共有を開始]をクリックすると、「共有元のユーザーから招待メールを送信する」の手順3と同様の画面が表示されるので、後は手順のとおりに操作して、招待メールの送信が行えます。共有の停止などの操作も同じです。
[ヒント]共有ノートブックを同期するときの注意
共有ノートブックをひんぱんに同期すると、それだけ動作が重くなります。最初に設定されている、1時間程度の長い周期で同期する方が利用しやすいでしょう。[同期]をクリックして手動で同期すると、共有ノートブックもすべて同期されます。
[ヒント]ノートのエクスポートやメール送信機能もある
ノートの情報を共有する方法には、メールとして送信する方法や、ファイルとしてエクスポートして、相手にインポートしてもらう方法もあります。ノートをメールとして送信するには、ノートの表示中に[Email]をクリックし、[宛先]に相手のメールアドレスを入力して送信します。エクスポートの場合は一覧から対象のノートを右クリックし、[ノートのエクスポート]をクリックします。Evernoteファイル形式かHTML形式が選択でき、Evernoteファイル形式のノートは[ファイル]-[インポート]-[Evernoteエクスポートファイル](Mac版ソフトでは[ファイル]-[アーカイブからノートをインポート])をクリックするとインポートが可能です。これらの方法はメール送信やエクスポートをした時点から情報を更新できないのに対して、ノートブックを共有する場合は、常に更新された最新の情報を共有できるのがメリットです。