毎年変わる春節の日付をカレンダーでチェック

2020年1月25日、中国が「春節」を迎えます。春節とは旧正月のことで、中国の人々にとって代表的な大型連休です。

春節による休日は、春節の前日（大晦日）から1週間と定められており、2020年は1月24日～1月30日の7連休となります。例年、数億人が中国での国内移動や海外旅行をするといわれ、中国市場や中国人観光客向けのビジネスをしている人にとっては大きな商戦期となるでしょう。

ただ、春節の日付は毎年同じではなく、その年によって変わります。中国の旧暦に基づいており、正式なスケジュールは中国政府から前年の12月に発表されるのですが、日本人の感覚からすると少々分かりにくいですよね。

そこでオススメなのが、Windowsのカレンダーに「中国の休日カレンダー」を追加する方法です。

中国の休日カレンダーを、いつでも気軽に確認できます。

台湾、香港、シンガポールなどの東アジア地域でも、同じ時期に祝日が定められており、ビジネス戦略上、見逃せない人も多いでしょう。ここでは、中国の休日カレンダーと時計をWindowsに追加する方法を紹介します。

中国の休日カレンダーを追加する

ほかの国や地域の休日カレンダーは、［カレンダー］アプリで設定します。あらかじめ用意された休日カレンダーを選択するだけでOKです。

1［カレンダー］アプリを起動する

［スタート］ボタンをクリックして［カレンダー］を選択します。

2休日カレンダーの一覧を表示する

［カレンダー］アプリが起動しました。［カレンダーの追加］をクリックします。

3休日カレンダーを選択する

［カレンダーの追加］の画面が表示されました。［休日カレンダー］をクリックして画面をスクロールし、［中国］を選択します。選択できたら［カレンダーの追加］の画面右上の［×］をクリックします。

4休日カレンダーを追加できた

中国の休日カレンダーを追加できました。［カレンダー］アプリの左側に休日カレンダーとして［中国］が追加されており、1月24日には「旧暦おおみそか」、1月25日には「旧正月（1日目）」と表示されています。

5休日カレンダーを確認する

［カレンダー］アプリの設定は、タスクバーのカレンダーにも反映されます。追加した休日カレンダーを確認してみましょう。なお、タスクバーのカレンダーをすばやく表示できる［Windows］＋［Alt］＋［D］キーのショートカットキーも覚えておくと便利です。

中国時間の時計を追加する

Windowsに現地時間の時計も追加しておくと便利です。休日カレンダーと同じく、タスクバーのカレンダーで確認できます。

1［地域］の画面を表示する

タスクバーの日付と時刻を右クリックして［日付と時刻の調整］を選択します。

2［時計と地域］の画面を表示する

［地域］の画面が表示されました。［地域］をクリックして画面をスクロールし、［日付、時刻、地域の追加設定］をクリックします。

3［日付と時刻］ダイアログボックスを表示する

コントロールパネルの［時計と地域］の画面が表示されました。［別のタイムゾーンの時計の追加］をクリックします。

4ほかの地域の時計を追加する

［日付と時刻］ダイアログボックスが表示されました。［この時計を表示する］にチェックを付けて、［タイムゾーンの選択］から追加したい地域のタイムゾーンを選択します。表示名は任意で構いません。設定できたら［OK］ボタンをクリックします。

5ほかの地域の時計を確認する

タスクバーのカレンダーを表示して、追加した時計を確認してみましょう。先ほど追加した時計が表示されています。

休日カレンダーは複数、時計は2つまで追加できます。タスクバーのカレンダーから手軽に確認できるのが便利ですよね。