【パソコン仕事術】は、毎日のパソコン仕事を時短できる、WindowsやOffice、インターネットのワザを紹介します。月~金曜日更新。
デスクトップを「とりあえず」で使わない
効果:
時短レベル:4仮置きには専用のフォルダーを作っておく
デスクトップの使い方は「ごみ箱だけを置く」「よく使うアプリやファイルを置く」など、人によりさまざまです。デスクトップに多数のアイコンがあると、表示に時間がかかって動作がやや遅くなることもありますが、大きなタイムロスにはなりません。自分が使いやすいように整理して使うぶんには、どのように使っても問題はないでしょう。
ただし、デスクトップ自体を仮置き用のフォルダーとして使い、整理せずに放置するのはいけません。デスクトップはファイルを「とりあえず」保存する先としてつい選択してしまいがちですが、そうした使い方をしていると中身が分からないファイルがたまり、整理しきれなくなります。そして、重要なファイルを行方不明にしてしまうなどのミスの原因にもなります。
「とりあえず」で使ってしまう癖がある人は、デスクトップの中に仮置き専用フォルダーを作りましょう。そのフォルダーには決して大事なファイルは置かず、仮置きしたファイルを半年に1回程度の「これだけの間使わなかったということは、削除しても問題ない」と思える期間を置いて、まとめて削除するようにします。デスクトップの直下に仮置き専用フォルダーがあるだけで、ファイルの整理がぐっと楽になります。
仮置き専用フォルダーを作成する
仮置き専用フォルダーでファイルを整理する
仕事をしていると、どうしてもその場でうまく整理できないファイルが出てくるものです。いつも「とりあえず」で使う仮置き専用フォルダーを決めておくと、こうしたファイルの扱いに悩まずに済みます。
ワザの「効果」は、次の「時短3原則」のどれに該当する効果が得られるかを表します。
操作の手数を減らし、作業を短時間で完了させる
データ整理や作業の方法をルール化し、ムダをなくす
ミスやトラブルによる時間の損失を未然に防ぐ
「時短レベル」は、ワザから得られる総合的な効果の大きさを1~7の7段階で表します。