【パソコン仕事術】は、毎日のパソコン仕事を時短できる、WindowsやOffice、インターネットのワザを紹介します。月~金曜日更新。
小まめな[Ctrl]+[S]を習慣化する
効果:
時短レベル:3キー操作+目視確認で万が一に備える
文書の作成中にアプリが異常終了したり、思わぬトラブルでパソコンが停止したりすると、保存していないデータは消失してしまいます。まったく予期していないタイミングで、数時間かけた作業が消えてしまった......といった悲劇を生まないよう、小まめな保存を心がけましょう。
そのためには、作業の区切りごとに、ファイルを保存するショートカットキー[Ctrl]+[S]を押す習慣を付けます。すばやく保存でき、作業への集中を削ぐこともありません。使っていて効果を実感する場面は少ないですが、使っていないと「ああ、さっき面倒がらずに保存しておけばよかった」と思うことがいつか必ずあるはずです。
[Ctrl]+[S]を押した後は、操作ミスやその他のトラブルがなく、正常に保存されたことを目視で確認しましょう。WordやExcelなどのOfficeアプリでは、タイトルバーに保存中は[保存しています]、保存完了時には以下のように[保存しました]とメッセージが表示されます。
Officeアプリは自動保存機能も搭載していて、アプリが異常終了したときに直前までの編集内容を復旧できたりして、助かることもあります。しかし、自動保存を過信せず、手動での保存を基本と考えましょう。
保存のメッセージを確認する
ショートカットキー
[Ctrl]+[S]...ファイルを保存する
ワザの「効果」は、次の「時短3原則」のどれに該当する効果が得られるかを表します。
操作の手数を減らし、作業を短時間で完了させる
データ整理や作業の方法をルール化し、ムダをなくす
ミスやトラブルによる時間の損失を未然に防ぐ
「時短レベル」は、ワザから得られる総合的な効果の大きさを1~7の7段階で表します。