【パソコン仕事術】は、毎日のパソコン仕事を時短できる、WindowsやOffice、インターネットのワザを紹介します。月~金曜日更新。

パソコン仕事術 022

複数のファイル選択は両手操作で高速化する

効果: 短縮 整頓 時短レベル:3

左手でキーを押しながら右手のマウスでクリック

複数のファイルを移動またはコピーするときは、マウスでドラッグして選択するのが一般的です。しかし、ファイルの並びによっては目的のファイルをうまく選択できず、苦労することもあるでしょう。

そのようなときは、マウスとキーボードを組み合わせて両手で操作します。[Shift]を押しながら2つのファイルをクリックすると、間にあるファイルをすべて選択できますファイルの並び方の関係でマウスのドラッグだけではうまく選択できなくても、最初と最後をクリックするだけでいいので選択しやすくなります。。

一方、[Ctrl]を押しながらクリックすると、ファイルを1つずつ選択できます。選択したいファイルが連続していないときに便利です。

隣接した複数のファイルを選択する

離れた複数のファイルを選択する

選択したファイルは、いったん[Shift]または[Ctrl]から指を離したあと、マウスでドラッグして移動したり、[切り取り]や[コピー]をしたりできます。

[Shift]で連続した項目を選択、[Ctrl]で個別の項目を複数選択、という操作は、ほかの多くの場面でも応用できます。例えばWordで文字を選択するときや、Excelでセルを選択するときも同じ感覚で使えるので、複雑な項目の選択も簡単にできるようになります。

ワザの「効果」は、次の「時短3原則」のどれに該当する効果が得られるかを表します。
短縮 操作の手数を減らし、作業を短時間で完了させる
整頓 データ整理や作業の方法をルール化し、ムダをなくす
ミス防止 ミスやトラブルによる時間の損失を未然に防ぐ

「時短レベル」は、ワザから得られる総合的な効果の大きさを1~7の7段階で表します。