【パソコン仕事術】は、毎日のパソコン仕事を時短できる、WindowsやOffice、インターネットのワザを紹介します。月~金曜日更新。
通常使うプリンターは必ず手動で設定する
効果:
時短レベル:5最初に選択されるプリンターを固定してミスを防ぐ
Windows 10の初期状態の設定では、印刷時の「通常使うプリンター」として最後に使ったプリンターが設定されるようになっています。複数のプリンターがある職場では、これが印刷ミスの原因になることがあります。
例えば、いつもは印刷コストが安いモノクロプリンターを使っていて、カラーの資料を印刷するときにカラープリンターに切り替えると、次に印刷するときにはカラープリンターが通常使うプリンターに設定されるため、気付かずに使ってしまう、といったことが起こります。こうしたミスを避けるため、設定を変更して通常使うプリンターを固定しましょう。
以下の手順のように設定して、いちばん利用頻度が高いプリンターを[通常使うプリンター]にしておけば、通常はプリンターを変更せずに印刷、特別な場合だけプリンターを選択するといった具合に、常に同じ操作で同じ印刷結果が得られるようになり、ミスを減らせます。
通常使うプリンターを手動で設定する
苦労して作成した文書がようやく完成し、さて印刷......というタイミングは、初歩的なチェックミスが起こりがちです。アプリの印刷プレビューや印刷設定を忘れずに確認することに加えて、この設定でミスを防ぎましょう。
ワザの「効果」は、次の「時短3原則」のどれに該当する効果が得られるかを表します。
操作の手数を減らし、作業を短時間で完了させる
データ整理や作業の方法をルール化し、ムダをなくす
ミスやトラブルによる時間の損失を未然に防ぐ
「時短レベル」は、ワザから得られる総合的な効果の大きさを1~7の7段階で表します。