【パソコン仕事術】は、毎日のパソコン仕事を時短できる、WindowsやOffice、インターネットのワザを紹介します。月~金曜日更新。

パソコン仕事術 052

パーソナライズはInPrivateで解除できる

効果: 短縮 時短レベル:3

「履歴を残さない」だけが用途ではない

「InPrivateウィンドウ」(InPrivateブラウズ)は、履歴を残さずにWebページを利用したいときに利用する機能ですが、それ以外の用途もあります。ログイン状態やそれまでの利用履歴によって表示内容を変える「パーソナライズ」を解除してWebページを見たいときにも、InPrivateウィンドウを活用しましょう。

Googleなどの検索エンジンではパーソナライズが行われるため、ユーザーによって検索結果が異なります。自社のWebサイトが検索結果にどのように表示されるかを確認するには、パーソナライズを解除した状態で検索してみる必要があります。

また、自社でパーソナライズにより表示内容を変えるサイトを運営している場合は、一般のユーザーが初めて見るときの表示内容を確認するのが、意外と難しくなる場合があります。

InPrivateウィンドウでWebページを開くと、履歴やログイン状態が反映されません。そのため、パーソナライズを解除した状態をすぐに作ることができます。

InPrivateのウィンドウを開く

ポイント

  • Google Chromeでは同様の機能「シークレットウィンドウ」を[Ctrl]+[Shift]+[N]で開けます。

ショートカットキー

[Ctrl]+[Shift]+[P]...InPrivateウィンドウを開く

ワザの「効果」は、次の「時短3原則」のどれに該当する効果が得られるかを表します。
短縮 操作の手数を減らし、作業を短時間で完了させる
整頓 データ整理や作業の方法をルール化し、ムダをなくす
ミス防止 ミスやトラブルによる時間の損失を未然に防ぐ

「時短レベル」は、ワザから得られる総合的な効果の大きさを1~7の7段階で表します。