【パソコン仕事術】は、毎日のパソコン仕事を時短できる、WindowsやOffice、インターネットのワザを紹介します。月~金曜日更新。
全ページ共通の情報はヘッダーやフッターに
効果:
時短レベル:3ページ番号や文書名を挿入して文書を整理しやすく
印刷する文書にページ番号を付けたり、全ページに文書名を挿入したりするには、用紙の上下の余白にあたるエリア「ヘッダー」および「フッター」を利用します。
1ページずつ手入力するのは大変な手間がかかり現実的ではありませんが、ヘッダーやフッターは全ページ共通のパーツなので、1回の操作で挿入が完了します。もちろん、ページ番号は自動的に変化します。
ヘッダー/フッターの編集には、特殊な挿入機能を使います。以下の手順のように[挿入]タブから操作しましょう。
ヘッダーに文書名を挿入する
フッターにページ番号を挿入する
ヘッダー/フッターはExcelやPowerPointにもあり、ページ番号など全ページ共通の情報を挿入するためによく使います。文書を整理しやすくするために重要な役割を持つので、使い方に慣れておきましょう。
ポイント
- 文書の編集画面で、上下の欄外(余白部分)をダブルクリックしてもヘッダー/フッターを編集できます。編集を終了するには本文をダブルクリックします。
ワザの「効果」は、次の「時短3原則」のどれに該当する効果が得られるかを表します。
操作の手数を減らし、作業を短時間で完了させる
データ整理や作業の方法をルール化し、ムダをなくす
ミスやトラブルによる時間の損失を未然に防ぐ
「時短レベル」は、ワザから得られる総合的な効果の大きさを1~7の7段階で表します。