【パソコン仕事術】は、毎日のパソコン仕事を時短できる、WindowsやOffice、インターネットのワザを紹介します。月~金曜日更新。
常に「今日」になる日付を挿入する
効果:
時短レベル:3文書の日付を書き直す作業を省略
書類の送付状や各種の申請書類は、その日の日付を入力してから印刷し、利用するケースが多いものです。それならば、文書ファイルを開くたびに日付を入力するのでなく、文書を開いたときに、日付の欄にいつも「今日」の日付が自動でセットされるようにしましょう。
Wordの[日付と時刻]機能で日時を挿入するとき、[自動的に更新する]を選択しておくと、文書を開いた日時が自動的に更新されるようになります。
[日付と時刻]を使って今日の日付を挿入する
毎回必要になる日付の書き換えを自動化でき、非常に効果の大きなワザです。日付の挿入はショートカットキーでも利用可能で、[Alt]+[Shift]+[D]で「2019/10/1」の形式で自動更新される日付を、[Alt]+[Shift]+[T]で「午前10時1分」の形式で自動更新される時刻を挿入できます。なお、ショートカットキーでは表示形式を選べません。
ポイント
- [日付と時刻]の[カレンダーの種類]で[和暦]を指定すると、和暦の日付を挿入できます。
ショートカットキー
[Alt]+[Shift]+[D]...日付を挿入する
[Alt]+[Shift]+[T]...時刻を挿入する
ワザの「効果」は、次の「時短3原則」のどれに該当する効果が得られるかを表します。
操作の手数を減らし、作業を短時間で完了させる
データ整理や作業の方法をルール化し、ムダをなくす
ミスやトラブルによる時間の損失を未然に防ぐ
「時短レベル」は、ワザから得られる総合的な効果の大きさを1~7の7段階で表します。