【パソコン仕事術】は、毎日のパソコン仕事を時短できる、WindowsやOffice、インターネットのワザを紹介します。月~金曜日更新。

パソコン仕事術 114

日付に曜日を加える表示形式を使いこなす

効果: 短縮 時短レベル:4

曜日を手入力する必要はない

Excelで予定表を作るとき、日付に曜日も加えて分かりやすくしたいものです。曜日を手で入力するような手間はかけず、日付の表示形式を変更して曜日を表示させましょう。

日付を入力したセルを選択して[セルの書式設定]の[表示形式]タブを表示し、[ユーザー定義]を選択して曜日も表示される表示形式を設定します。[サンプル]に変更後の状態が表示されるので、確認しながら入力しましょう。

予定表の日付に曜日を表示する

手順で「m月d日(aaa)」と入力した文字列のうち、「m」「d」「aaa」の記号が日付や曜日のデータに置き換えて表示されます。日付の表示形式で利用できる主な記号は、次の表を参照してください。

日付の表示形式で利用できる記号

記号 置き換えられる内容
yyyy4桁の年(2019)
yy2桁の年(19)
mm2桁の月(01、02...10)
m月(1、2...10)
dd2桁の日(01、02...10)
d日(1、2...10)
aaa曜日(日、月)
aaaa曜日(日曜日、月曜日)
ddd英語の曜日(Sun、Mon)
dddd英語の曜日(Sunday、Monday)

ワザの「効果」は、次の「時短3原則」のどれに該当する効果が得られるかを表します。
短縮 操作の手数を減らし、作業を短時間で完了させる
整頓 データ整理や作業の方法をルール化し、ムダをなくす
ミス防止 ミスやトラブルによる時間の損失を未然に防ぐ

「時短レベル」は、ワザから得られる総合的な効果の大きさを1~7の7段階で表します。