NTTドコモの以外の携帯電話のアドレス帳を移行したいときは、「vCard」というファイル形式でメモリーカードなどに書き出すことで、Optimus Padに移行できます。お使いの携帯電話のアドレス帳のバックアップが「vCard」形式かどうかは、取扱説明書や各社系列店などで確認してみてください。

「電話帳のデータをOptimus Padにコピーする」の手順4では［SD_PIM］フォルダを［Device Strage］にコピーしていますが、携帯電話の機種によっては、microSDメモリーカードの最初に開いた画面に［SD_PIM］フォルダがなく、「￥PRIVATE￥BACKUP￥SD_PIM」などのフォルダに保存されていることがあります。詳しくはお使いの携帯電話の取扱説明書の「microSD カード」の項目を参照してください。

ここではOptimus PadをUSBケーブルでパソコンに接続し、iモード携帯電話の電話帳データをコピーしましたが、文書ファイルや音楽データなども同じようにコピーすることができます。

Androidマーケットは、プラットフォームに「Android」を採用したスマートフォンやタブレット端末向けのアプリ配信サービスです。世界中で開発されたAndroid向けのアプリをダウンロードすることができます。アプリには無料と有料のものがありますが、ここでインストールしている「電話帳コピーツール」は、Optimus Padを利用していれば、無料でダウンロードできます。

電話帳コピーツールは、FOMA端末とOptimus Padの間で、電話帳データをコピーするためのアプリで、NTT ドコモが無料で提供しています。Androidマーケットで検索すると、Optimus Pad専用のものを見つけることができます。

「電話帳コピーツールを使って電話帳のデータを連絡先にインポートする」の手順4では電話帳のデータを連絡先に移行する方法を選択しています。すでにOptimus Padに連絡先が登録されているときは、［追加］をタップします。Optimus Padに登録されている連絡先に加えて、移行した電話帳のデータが追加されます。

iモード携帯電話をはじめ、通常の携帯電話では電話帳を「家族」「友だち」などのグループに分けて登録していることがありますが、電話帳コピーツールで移行したときは、グループ分けが反映されません。移行した連絡先のデータは自分で編集することができるので、あらためてグループを設定し直してください。