ツイートに対して返信できる相手を限定
Twitterでツイートするときに、返信できるアカウントを選択できる新機能が搭載されました。ツイート時のテキストボックスに表示され、返信可能なアカウントを、次の3種類から選択できます。
対象 | 返信できるアカウントの範囲 |
---|---|
全員 | すべてのアカウント |
フォローしているアカウント | 自分がフォローしているアカウントのみ(フォローしていない人は返信できない) |
@ツイートしたアカウントのみ | そのツイートで@を付けて指定したアカウントのみ(指定した相手しか返信できない) |
ツイートするとき返信できるアカウントを選択するには、テキストボックスの下に表示される[すべてのアカウントが返信できます]をタップします。
[返信できるアカウント]が表示されるので、対象を選びます。
パソコンのブラウザーからツイートする場合も、このように返信できるアカウントを選択できます。
[フォローしているアカウント]を選択すると自分がフォローしていないアカウントは返信できなくなるため、フォロー外からの的外れな返信、いわゆる「クソリプ」を受け取らないようにできます。
また[@ツイートしたアカウントのみ]を選択すると、そのツイートで@を付けて指定したアカウントだけしか返信できなくなります。個人的なやりとりで、ほかの人に割り込まれたくない場合に使うといいでしょう。
この機能を使うにあたって、注意しておきたい点が3点あります。
1.公開範囲が限定されるわけではない
ツイートの公開範囲が限定されるわけではなく、非公開でない(鍵をかけていない)アカウントであれば、ツイートは誰でも見られます。なので、決して「不用意な発言も安心してできる機能」ではありません。
2.設定はツイートするたびにリセットされる
ツイートするたびに設定は[全員]に戻ります。連続して返信できるアカウントを指定したい場合は、ツイートするごとに選択しましょう。
3.ツイート後の変更はできない
ツイートした後での変更はできません。ツイートを削除してツイートし直しましょう。
この機能は、決して「不用意なツイートをしても安心な機能」ではありません。この設定を行っても、スクリーンショットを撮られるなどして「炎上」させられるおそれがあります。
例えばペットの写真などをツイートしていて、よくリツイートされ反響が大きくなりやすいけれど、知らない人からの微妙に噛み合わない返信を受け取ると心が疲れてしまう...という人には、最適な機能だと言えるでしょう。
返信できるアカウントが指定されたツイートで自分が返信できる対象ではない場合、このようなメッセージが表示され、返信できないことが知らされます。