iPadのSafariはFlashに対応していないため、Flashを利用した動画やアニメーション、ゲームなどのページを閲覧できません。Flashに対応したブラウザーアプリ「Puffin」をApp Storeで購入するなど、他のアプリを使いましょう。

Webページ上の画像を長押しすると、その画像を［写真］の［カメラロール］に保存したり、コピーしてメールや連絡先などに貼り付けることができます。テキストの場合は青い丸（グラブポイント）をドラッグして範囲を決めてからコピーしましょう。

長いWebページを下まで見てから、ドラッグやフリックでいちばん上まで戻すのは大変です。そのようなときはステータスバーをタップすると、先頭に素早く戻れます。

リンクを長押しすると［コピー］が表示され、タップするとリンク先のURLをコピーできます。また、このとき［新規ページで開く］をタップすれば、リンク先を新規ページとして開くことが可能です。

URL入力時は英語キーボードが便利です。［.com］のキーを長押しすると［.co.jp］［.net］などが表示されるので、そのままドラッグして指を離すと簡単に入力できます。

標準ではGoogleが検索エンジンとして指定されています。［設定］を起動して［Safari］をタップすると、［検索エンジン］で［Yahoo!］または［Bing］に変更できます。

検索フィールドにキーワードを入力すると、候補リストに［このページ］と表示されます（表示されない場合はドラッグして下にスクロールします）。タップするとキーワードのページ内検索が実行され、キーワードがハイライト表示されます。画面左下の［次へ］をタップすれば、検索結果を順番に見ることもできます。

ページのサムネイルを表示しているときにページの左上にある［×］をタップすると、ページが閉じます。

App Store ではSafariよりも多機能な「Sleipnir Mobile」、Flashの表示が可能な「Puffin」など、さまざまなブラウザーが提供されています。

ブックマークのいちばん下に表示されている［iPadユーザガイド］は、iPadのオンラインマニュアルです。各機能の概要から、Safariをはじめとした標準アプリの説明、トラブルシューティングも解説しているので、使い方に困ったときの強い味方です。

ブックマークバーとは、お気に入りのブックマークを一覧表示できるバーのことで、ブックマークを［ブックマークバー］フォルダに移動すると登録できます。標準ではアドレスフィールドをタップすると表示されますが、常に表示しておきたいときは、［設定］を起動して［Safari］をタップし、［常にブックマークバーを表示］をオンにしましょう。

WebページのURLを素早くメールで送信できます。旅行のスケジュールやイベント情報、飲み会で利用する居酒屋のホームページなど、Webページの情報を人に知らせたい場合に利用しましょう。

［設定］を起動して［Safari］をタップすると、Safariの設定画面が表示されます。ここではブックマークバーの表示のほか、［詐欺サイトの警告］や［ポップアップブロック］などのセキュリティ設定の確認、［Cookie］や［キャッシュ］の削除ができます。パスワード情報などをリセットしたいときはCookieを、Safariの動作が不安定なときはキャッシュを削除しましょう。