MacDropAnyをインストールする
1.MacDropAnyをダウンロードする
2.MacDropAny を表示する
3.MacDropAnyを[アプリケーション]フォルダに移動する
同期するフォルダの設定を行う
1.MacDropAnyを起動し、同期させるMacのフォルダを選択する
2.[Dropbox]フォルダ内のフォルダの作成場所を選択する
3.[Dropbox]フォルダ内のフォルダの名前を決定する
4.同期するフォルダの設定が完了した
5.リンクが作成されたことを確認する
6.[Documents]フォルダの内容を確認する
[ヒント]MacDropAnyで[書類]フォルダを同期するときの注意点
Mac OSやWindowsなどのOSには「シンボリックリンク」という機能があります。これは、あるファイルやフォルダに別のファイル名/フォルダ名を与えて、どちらからも利用可能にする機能です。ここではMacDropAnyを利用して[書類]フォルダに[Dropbox/Documents]という[Dropbox]フォルダ内のフォルダ名をシンボリックリンクとして与え、[書類]フォルダをDropboxで同期するように設定します。このとき[書類]フォルダの容量がDropboxの容量(無料では2GB)を超えていると、同期ができなくなってしまうので注意しましょう。[書類]フォルダの容量は、Finderで[書類]フォルダを選択してメニューバーから[ファイル]-[情報を見る]をクリックすると[サイズ]に表示されます。
[ヒント]MacDropAnyを利用するときに気をつけることとシンボリックリンクの削除方法
MacDropAnyでは[書類]フォルダに限らず、任意のフォルダのシンボリックリンクを作成し、Dropboxで同期することが可能です。ただし[アプリケーション]フォルダ内と、iPhoto Libraryは同期してはいけません。これは、大量のファイルを同時に同期することで不具合が起きたり、ソフトの動作がおかしくなったりすることを避けるためです。MacDropAnyによるシンボリックリンクが不要になったときには、[Dropbox]フォルダからシンボリックリンク( ここでは[Dropbox]フォルダ内の[Documents]フォルダのアイコン)をゴミ箱に移動して削除します。[書類]フォルダ内にあるファイルやフォルダそのものは削除されず、シンボリックリンクだけが削除され、その後は同期されなくなります。
[ヒント][書類]フォルダを同期するメリットとデメリット
このレッスンで解説した方法で[書類]フォルダを同期すると、他のパソコンからも[書類]フォルダのファイルを取り出せるようになります。また、多くのソフトでは作成した文書を保存するとき最初に[書類]フォルダが選択されるので、同期のために保存するフォルダを選びやすくなることもメリットです。一方で[書類]フォルダの中身が何でも同期されてしまうので、個人情報を含む資料など、ローカルだけに保存しておきたいファイルの扱いが、意外とめんどうになるという困った点もあります。そこで[書類]フォルダ内にDropboxと同期するためのフォルダを新規作成し、そのフォルダをMacDropAnyで選択すれば、[書類]フォルダ内に同期しないフォルダと同期するフォルダの両方を持ち、便利に使うことができます。