1.マイドキュメントのプロパティを表示する
2.マイドキュメントの場所を変更する
3.マイドキュメントの場所を移動する
4.マイドキュメントの新しい場所を選択する
5.マイドキュメントの移動を確定する
6.マイドキュメントが移動したことを確認する
7.マイドキュメントの内容を確認する
[ヒント]マイドキュメントを同期するときの注意点
Windowsのマイドキュメントは、[場所]を変更することで、ファイルを他のドライブ/フォルダに移動できます。このレッスンではマイドキュメントの場所を[Dropbox]フォルダ内に移動することで、マイドキュメント全体を同期するように設定します。もしもマイドキュメントの容量がDropboxの容量(無料では2GB)を超えている場合は、同期ができなくなってしまうので、このレッスンの操作を行わないでください。マイドキュメントの容量を確認するには、[マイドキュメント]を右クリックして[プロパティ]をクリックすると[サイズ]に表示されます。なお[Dropbox]フォルダ内から再度別の場所にマイドキュメントを移動することもできます。レッスン21と、このレッスンの操作を行うと、[Dropbox/Documents]フォルダがMacでは[書類]フォルダ、Windowsではマイドキュメントとして見えるようになります。レッスン21の操作を行っていない場合は[Documents]フォルダを新規に作成してから、このレッスンの操作を行ってください。
[ヒント]マイピクチャやお気に入りも同期できる
Windowsではマイドキュメントのほか、マイピクチャ、マイミュージック、さらにはアドレス帳やお気に入りなども[Dropbox]フォルダ内に移動できます。例えば複数のパソコンでお気に入りを[Dropbox]フォルダ内の同じフォルダに移動すれば、各パソコンの間でお気に入りを同期できるようになります。
[ヒント]Dropboxフォルダをマイドキュメント内に作成できる
マイドキュメントを[Dropbox]フォルダに移動するかわりに、マイドキュメント内に[Dropbox]フォルダを作成することもできます。マイドキュメントのファイル容量が大きくても問題がなく、[Dropbox]フォルダ内の大事なファイルのバックアップや、ファイルを保存するときに[Dropbox]フォルダを選択する操作などが簡単にできるようになり、便利です。方法は、まず通知領域のDropboxアイコンをクリックして[設定]をクリックします。次に[Dropbox設定]が表示されたら[高度]-[移動]をクリックし、マイドキュメントを選択します。
[ヒント]Windowsでシンボリックリンクを作成する「Dropbox Folder Sync」
Windowsでシンボリックリンクを作成できる「Dropbox Folder Sync」というソフトがあります( 利用のためには.NETFramework 4.0をインストールする必要があります)。Windowsでは、このレッスンで解説したようにマイドキュメントなどの移動ができるため、このソフトが必要になる場面はあまり多くないはずですが、任意のフォルダを同期したいときには出番があるでしょう。使い方は簡単で、同期したいフォルダを右クリックして[Sync with Dropbox]をクリックし、Dropbox側のフォルダを選択するとシンボリックリンクの作成が完了します。また、同じフォルダを右クリックして[UnSync with Dropbox]をクリックすると、シンボリックリンクが解除されます。Dropbox Folder SyncもMacDropAnyも、Dropboxのサイト内にある「Dropbox Wiki」で公開されています。「Dropbox Wiki」はすべて英語ですが、他にも多くのソフトやティップスが紹介されています。
▼Dropbox Folder Sync
http://wiki.dropbox.com/DropboxAddons/DropboxFolderSync
▼Dropbox Wiki
http://wiki.dropbox.com/
[ヒント]無料の同期ソフト「SyncToy」を組み合わせよう
マイクロソフトが提供している「SyncToy」は、任意の2つのフォルダの内容を同期させるフリーソフトです。同じ「同期」のソフトですが機能はDropboxとまったく異なり、自動で同期するのではなく、手動の操作で2つのフォルダを同期します。容量制限はなく、また、同期の対象としてUSBメモリーや外付けハードディスクなどを指定することもできます。SyncToyとDropboxを組み合わせれば、パソコンに接続したメモリーカードのファイルを[Dropbox]フォルダ内にコピーしたり、[Dropbox]フォルダ内のファイルを別のハードディスクにバックアップしたり、といった作業が簡単にできるようになります。SyncToyは「SyncToy」でWeb検索し、ダウンロードページにアクセスしてください。