パソコンにPC Link Toolをインストールする
1.PC Link Toolのインストールを開始する
2.PC Link Toolをインストールする
3.PC Link Toolのインストールを完了する
MEDIAS WPとパソコンを無線LANで接続する
1.[設定]を表示する
2.[PC Link]をオンにする
3.[PC Link]のホスト名を設定する
4.PC Link Toolを起動する
5.PC Link Toolの初期設定をする
6.ユーザ登録通知を確認する
7.PC Linkのユーザ登録をする
8.PC Link Toolの初期設定を完了する
パソコンからMEDIAS WPのファイルを確認する
1.[MEDIAS PC Link]にアクセスする
2.画像の一覧を表示する
3.画像を拡大表示する
4.画像が拡大表示された
パソコンからMEDIAS WPへファイルを転送する
1.ファイルをコピーする
2.コピーしたファイルを表示する
MEDIAS WPとパソコンの接続を解除する
1.[PC Link設定]を表示する
2.PC Linkをオフにする
[ヒント]MEDIAS WPとパソコンを無線LANで接続できる
PC Linkは、MEDIAS WPとパソコンを無線LANで接続し、データをやり取りできるようにする機能です。自宅に設置してある無線LANアクセスポイントなど、すでにパソコンで使っているのと同じWi-Fi環境にMEDIAS WPを接続し、手順の通りに設定することで、パソコンからMEDIAS WPに保存されているデータを参照したり、パソコンとMEDIAS WPの間でお互いにファイルをコピーできるようになります。なお、PC LinkはmicroUSBケーブルを使って接続することもできますが、本書では無線LANを使って接続する方法を主に解説します。
[ヒント]PC Link Toolの動作環境を確認しよう
PC LinkでMEDIAS WPとパソコンを接続するには、パソコンに「PC Link Tool」と呼ばれるソフトウェアをインストールする必要があります。このソフトウェアを動作させるには、Windows XP SP3以降/Windows Vista SP1以降/Windows 7(32/64bit)を搭載し、1GHz以上のCPUと512MB以上のメモリー、290MB(32bit)または620MB(64bit)以上の空き容量があるHDDを搭載したパソコンが必要です。また、Internet Explorer 7以降のブラウザとVisual C++のランタイムプログラムも必要になります。Visual C++のランタイムは、PC Link Toolのインストール時にいっしょにインストールされます。
[ヒント]USB接続にはパソコンにドライバーが必要
無線LANアクセスポイントがないときは、microUSBケーブルを使って、パソコンとMEDIAS WPを接続することもできます。この場合、パソコンには、PC Link Toolだけでなく、ドライバーと呼ばれるソフトウェアが必要になります。PC Link Toolと同じWebページからダウンロードできるので、忘れずにインストールしておきましょう。
[ヒント]microUSBケーブルでPC Linkを利用するには
microUSBケーブルでPC Linkを利用するときは、パソコンにドライバーとPC Link Toolをインストールした状態で、手順の通りに操作を進め、「MEDIAS WPとパソコンを無線LANで接続する」の手順3のあとに、microUSBケーブルでパソコンにMEDIAS WPを接続します。接続後、MEDIAS WPの通知パネルに表示されている[USB接続]をタップし、[USB PC Link]を選択すると、パソコンと接続されるので、手順4以降と同様に操作を進めましょう。なお、[USB接続]をタップしたときに、[カードリーダーモード]を選択すると、PC Link Toolではなく、Windowsのエクスプローラーから、外付けドライブのようにMEDIAS WPのmicroSDカードを扱うことができます。
[ヒント]音楽ファイルはどこにあるの?
音楽ファイルの保存先は、パソコンに搭載されているOSや利用するソフトによって異なります。Windows 7の場合、Windows Media Playerの音楽は[ミュージック]ライブラリにアルバムごとに保存されています。一方、iTunesの音楽は、[ミュージック]ライブラリから、さらに[iTunes]-[iTunes Media]-[Music]とフォルダをたどることで、アルバムごとのフォルダを表示できます。なお、MEDIAS WPでは、WMA/MP3/AAC形式の音楽に対応しています。
[ヒント]PC Link Toolにドラッグしたファイルは自動的に分類される
「パソコンからMEDIAS WPへファイルを転送する」の手順1のように、PC Link Toolにファイルをドラッグすると、ファイルの種類が判断され、microSDカードの適切なフォルダに自動的にコピーされます。たとえば、音楽は[Music]フォルダ、文書は[Documents]フォルダのように個別にコピーされるので、複数のファイルをまとめてコピーしても適切に分類されます。
[ヒント]MEDIAS WPとパソコンを再接続するには
PC Link Toolのインストールや初期設定などは、初回接続時のみ必要な操作となります。次回以降は、MEDIAS WPでPC Linkをオンにし、パソコンのPC Link Toolを起動するだけで接続できます。
[ヒント]無線LANで接続できないときは
MEDIAS WPとパソコンが接続できないときは、まずMEDIAS WPが起動していることを確認します。標準では画面が消灯してから15分が経過すると、省電力のためにMEDIAS WPのWi-Fiが切断されます。MEIDAS WPを操作してWi-Fiに接続し直しましょう。次に、Wi-Fiの接続設定画面で、両方とも同じネットワーク(同じSSIDの無線LANアクセスポイント)に接続していることを確認します。それでも接続できないときは、Internet Explorerの[インターネットオプション]-[接続]タブにある[LANの設定]をクリックし、[LANにプロキシサーバを使用する]にチェックが付いていないことを確認します。もし、チェックが付いているときは、[ローカルアドレスにはプロキシサーバーを使用しない]にチェックを付けて試してみましょう。
[ヒント]メールや連絡先のバックアップにも活用できる
PC Link Toolで[バックアップ]をクリックすると、以下のような画面が表示されます。MEDIAS WP側のデータのうちバックアップしたいものにチェックを付け、[エクスポート]をクリックすると、パソコン上のファイルとしてデータが保存されます。初期化の前などに実行しておくといいでしょう。