関数の定義と計算

LAMBDA 変数と数式を指定し、関数として利用する

対応バージョン:365

[変数名]を使った[計算]を関数として定義し、値を与えることにより計算結果を返します。

入力方法と引数

LAMBDAラムダ変数名1, 変数名2, ..., 計算

変数名 [計算]の中で利用する変数名を指定します。
計算 [変数名]を使った計算方法(式)を指定します。[計算]で使われる[変数名]に与える値は()に続けて指定します。

使用例1原点(0,0)から点(x,y)までの距離を求める

※距離は√(x^2+y^2)で求められます。

=LAMBDA(x,y,SQRT(x^2+y^2))(A3,B3)

LAMBDA関数の使い方 - 自作の関数を定義する

使用例2LAMBDA関数に名前を付けて自作の関数として利用する

LAMBDA関数の使い方 - 自作の関数を定義する

[数式]タブの[定義された名前]グループにある[名前の定義]をクリックします。[新しい名前]ダイアログボックスが表示されたら、[名前]に関数名を指定し、[参照範囲]にLAMBDA関数を入力します。

LAMBDA関数の使い方 - 自作の関数を定義する

先ほど指定した名前で関数を呼び出すと、結果が求められました。

活用のポイント

  • LAMBDA関数は、Office 365でのみ利用できる機能です
  • 使用例1では、関数を定義し、その関数に値を与えて答えを求めています。関数名は付けられていないので、この定義をほかのセルで使うことはできません。
  • 使用例2では、使用例1で定義した関数にDISTという名前を付けています。このDISTという関数は、名前を定義したときに指定した範囲(この例では同じブック内)で使えます。

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