GALAXY Tab 10.1 LTEをはじめ、Androidを採用した端末では、「Googleアカウント」というIDが必要になります。Googleアカウントは無料で取得でき、「○△□ @gmail.com」というGmailのメールアドレスが発行されます。端末にGoogleアカウントを登録することでAndroid 用のアプリを入手できるほか、Googleの各種サービスを利用できるようになります。GALAXY Tab 10.1 LTEには複数のGoogleアカウントを設定でき、GmailやモバイルGoogleマップは切り替えながら利用できます。

GALAXY Tab 10.1 LTEには、Googleのさまざまなサービスを利用するためのアプリが標準で搭載されています。メールサービスの「Gmail」、地図サービスの「Googleマップ」、検索サービスの「Google検索」、動画サービスの「YouTube」などです。また、GmailやGoogleカレンダー、Picasaウェブアルバムは、GALAXY Tab10.1 LTEとインターネットの間でデータを同期できます。

手順3で［Googleアカウントでこの端末を常にバックアップする］をチェックすると、端末の設定やアプリの情報がGoogleのサーバーに保存されます。端末を初期化したり、買い換えたときでも、同じアカウントを登録することで、設定を復元できます。バックアップの設定は、アプリケーション画面の［全て］から［設定］をタップし、［プライバシー］の［データのバックアップ］で変更します。

仕事用とプライベート用など、複数のGoogleアカウントを使い分けているときは、これらをいっしょに登録することができます。Googleアカウントを追加するには、アプリケーション画面の［全て］から［設定］をタップし、［アカウントと同期］の画面右上にある［アカウントを追加］-［Googleアカウント］を選択すると、Googleアカウントを追加できます。

GALAXY Tab 10.1 LTEに複数のGoogleアカウントが設定されているときは、特定のアカウントを削除できます。Googleアカウントを削除するには、アプリケーション画面の［全て］から［設定］をタップし、［ アカウントと同期］から、削除したいアカウントをタップして、［ アカウントを削除］をタップします。なお、Googleアカウントだけではなく、すべての設定やデータを削除したいときは、GALAXY Tab 10.1 LTE を初期化します。

複数のGoogleアカウントを設定したときは、2つめ以降のアカウントの、どのサービスの自動同期が有効になっているかを確認しましょう。サービスの自動同期を確認するには、アプリケーション画面の［全て］から［設定］をタップし、［アカウントと同期］の［アカウントを管理］から確認したいGoogleアカウントをタップして、同期したいサービスにチェックが付いていることを確認しましょう。もし、カレンダーや電話帳など、同期する必要のないサービスがチェックされているときは、チェックをはずしておきましょう。