画面ロックで大事な情報を守ろう
スマートフォンは携帯電話よりもさまざまな情報を扱うことができるため、仕事に関連する情報や、個人情報などを保存しておく機会も増えます。重要な情報を保存したスマートフォンは、それだけ安全性を重視して利用しましょう。
まず設定しておきたいのが、ロック画面を解除するためのセキュリティ(画面ロック)機能です。数字や文字のパスワードや、指の動きのパターンを設定しておくことで、これを知らないユーザーは画面ロックを解除し、スマートフォンを利用することが不可能になります。この他のセキュリティに関する機能も組み合わせて、スマートフォンを安全に利用しましょう。
1.[設定]を起動する
2.画面ロックの設定を開始する
3.画面ロックの解除方法を選択する
4.パターンの設定方法の説明を見る
5.パターンを入力する
6.確認のため再度パターンを入力する
7.秘密の質問を選択する
8.秘密の質問の答えを入力する
[ヒント]スマートフォンを紛失してしまったときは
スマートフォンの紛失に気付いたら、まずはキャリアの紛失・盗難窓口に連絡を取りましょう。携帯電話の回線をストップしてもらい、悪用されることを防ぎます。しかし、スマートフォンは電話回線がなくても無線LANによって通信が可能なので、Googleのサービスや各種アプリを利用されてしまう可能性があります。画面ロックを設定するなど事前の対策をしておく一方で、紛失に気付いたときには、利用しているサービスのパスワードをすぐに変更しましょう。また、各キャリアでは独自の紛失・盗難サービスを提供していることがあります。サービスを確認し、事前の登録が必要な場合は手続きをしておくといいでしょう。
[ヒント]SIMカードロックも利用できる
携帯電話やスマートフォンには、キャリアとの契約情報を保存した「SIMカード」と呼ばれる小さなカードがあり、これを装着することで、通話や携帯電話回線での通信が利用可能になります。このSIMカードのロックを設定すると、スマートフォンの利用時に「PIN」と呼ばれるパスコードの入力を要求し、自分以外には携帯電話の通信を許可しないようにできます。手順2の画面に[SIMカードロックの設定]という項目があるので。これをタップして設定を行いましょう。なお、SIMカードロックを設定していても、盗難時にはSIMカードを抜いて無線LANで利用されてしまう可能性はあります。
[ヒント][Dropbox]のパスコードロックも設定できる
[Dropbox]を起動してメニューボタンを押し[設定]-[パスコードロック]-[パスコードをオンにする]をタップすると、[Dropbox]を利用するためのパスコード(4桁の数字)を設定できます。合わせて[データの消去]をチェックしておくと、他のユーザーが10回パスコードを間違えたとき、スマートフォン内の[Dropbox]の情報をすべて消去して悪用を防ぐようになります。