Sony Tablet Sシリーズの各部の名称

Sony Tablet Sシリーズは9.4インチの液晶ディスプレイを搭載し、ボディの片側が厚くなった偏重心ボディを採用しています。本体左側面のカバーを開けると、microUSB端子とSDメモリーカードスロットが装備されており、その隣にはヘッドフォン端子が備えられています。電源ケーブルを接続する充電端子は本体背面に装備されています。本体右側面には電源ボタンがあり、その隣に音量ボタンが備えられてます。本体前面には周囲の明るさを測る照度センサー、ビデオチャットなどにも利用できる前面カメラ、背面には511万画素のカメラがそれぞれ装備されています。それぞれの部分の形状と名称を確認しましょう。

0.左側面、前面

0.上面

0.背面、右側面

Sony Tablet Sシリーズで使うタッチ操作

Sony Tablet Sシリーズのディスプレイはタッチパネルを採用しており、画面に指先で触れながら、さまざまな操作をします。タッチ操作には触れ方や指の動かし方の違いにより、いくつかの操作があります。それぞれのタッチ操作の名称と動きを確認しておきましょう。

0.タップ

指でトンとたたく動作

0.押し続ける

画面に1秒以上、触れる動作

0.すばやく2回タップ

指でトントンと2回たたく動作

0.フリック

指で画面をなぞるような動作

0.ドラッグ

指でなぞって動かす動作

0.指を広げる

2本の指を合わせてつまんだ状態から画面上で広げるような動作

0.指を狭める

2本の指で画面をつまむように画面上で指を近づける動作  

電源のオン/オフ

Sony Tablet Sシリーズの電源は、本体右側面の電源ボタンを操作します。電源が切れている状態で、電源ボタンを3秒以上、押し続けると、電源が入ります。電源を切るときも同じように、電源ボタンを3秒以上、押し続け、[電源を切る]の画面で[OK]をタップします。本体を終了する動作が始まり、自動的に電源が切れます。

0.電源をオンにする

右側面の電源ボタンを3秒以上、押し続ける,画面がオンになり、画面  ロックの画面が表示される

0.電源をオフにする

1 右側面の電源ボタンを3秒以上、押し続ける  ,2[OK]をタップ,電源がオフになる,[電源を切る]が表示された   

画面のオン/オフと画面ロックの解除

Sony Tablet Sシリーズを操作しないときは、本体右側面の電源ボタンを押して、画面をオフにして、ロック状態にします。電源ボタンを押すと、再び画面をオンにできます。オンにした直後は画面ロックの画面が表示されるので、カギのアイコンを外の円にドラッグして、画面ロックを解除します。いずれも頻繁に使う操作なので、必ず覚えておきましょう。

0.画面をオフにする

右側面の電源ボタンを押す,標準では、画面がオンの状態で何も操作しないまま1分が経過すると、自動的に画面がオフになる,画面がオフになる

0.画面をオンにする

右側面の電源ボタンを押す,画面がオンになり、画面ロックの画面が表示される    ,画面がオンになる

0.画面ロックを解除する

ここを右にドラッグ,画面ロックが解除され、画面を操作できるようになる   

ステータスバーの確認

Sony Tablet Sシリーズの画面の最下段にある帯を「ステータスバー」と呼びます。ステータスバーの左側にはHomeボタンなど、右側には通信状態、電池残量などがアイコンで表示されるほか、アプリの情報や新着メールのアイコンなども表示されます。

新着メールやアプリのダウンロードの状態など、そのときの状態に応じたアイコンが表示される

[ヒント]SDメモリーカードを使うことができる

Sony Tablet Sシリーズでは、本体左側面にSDメモリーカードスロットを備えており、SDメモリーカードを使うことができます。パソコンで作成した文書をSony Tablet Sシリーズに取り込んだり、Sony Tablet Sシリーズのカメラで撮影した写真やビデオをパソコンにコピーしたいときなどに役立ちます。スマートフォンや携帯電話で使われているmicroSDメモリーカードを使いたいときは、SDメモリーカードと同じサイズになるSDメモリーカード変換アダプタを装着し、SDメモリーカードスロットに挿します。ちなみに、SDメモリーカードやSDメモリーカード変換アダプタはSony Tablet Sシリーズに付属しません。

[ヒント]マルチタッチで自由に使える

Sony Tablet Sシリーズは、2本の指を使って操作するマルチタッチに対応しています。2本の指を画面に当て、指を広げたり、狭めたりする操作により、Webページの見たいところを拡大したり、縮小して全体を見たり、画像や地図の拡大/縮小などができます。

[ヒント]操作に必要なボタンは画面左下に表示される

Android 2.xを採用したスマートフォンやタブレット端末では、本体に装備されているHomeボタン、メニューボタン、Backボタンという3つのボタンを操作に使いました。Sony Tablet Sシリーズが採用するAndroid 3.1/3.2では、画面左下のステータスバーのエリアにBackボタンとHomeボタン、直前に起動したアプリの一覧を表示するRecent Appsボタンがいずれもソフトウェアキーの状態で表示されており、これらをタッチしながら操作します。アプリによっては、Android 2.xのメニューボタンに相当するアイコンが表示され、その場面で利用できる機能のメニューが表示できることがあります。

[ヒント]画面を自動的に回転させたくないときは

Sony Tablet Sシリーズは本体の動きに合わせて、自動的に画面が回転します。画面の回転によって、アプリなどが使いにくいときは、通知パネルを表示して、[自動回転画面]の欄の[ON]をタップして、[OFF]に切り替えましょう。

1 ステータスバーのデジタル時計をタップ   ,2 時刻をタップ  ,3[自動回転画面]の[ON]をタップ  ,画面が自動回転しなくなる  ,画面の通知パネル以外の部分をタップすると、通知パネルが非表示になる

[ヒント]画面がオフになるまでの時間を変更したいときは

Sony Tablet Sシリーズは一定時間、操作しないと、省電力のために、画面が自動的にオフになります。画面がオフになるまでの時間を変更したいときは、ステータスバーのデジタル時計をタップし、ポップアップ表示された画面の時刻をタップして、通知パネルを表示します。[設定]をタップして、設定画面を表示します。左列の[画面]をタップし、右列の[タイムアウト]をタップすると、設定できる時間の一覧が表示されます。自分の設定したい時間をタップすれば、画面がオフになるまでの時間を変更できます。