公衆無線LANサービスとは?
駅や空港のロビー、カフェ、ホテル、ファストフード、レストランなど、人が集まる場所に無線LANアクセスポイントを設置し、契約者にインターネット接続を提供するサービスです。料金はサービスによって、少しずつ違いますが、ほとんどのサービスが月額数百円程度で利用できます。公衆無線LANサービスのエリアではWi-Fiモデルでも自由にインターネットに接続でき、さまざまなサービスが利用できるようになります。
公衆無線LANサービスの選び方
公衆無線LANサービスにはいくつかの種類があり、それぞれのサービスごとに、料金や利用できるエリアも違います。公衆無線LANサービスを選ぶときは、利用できるエリアが多いこともひとつの目安になりますが、普段、自分が出向く場所にエリアがあることがもっとも大切です。また、利用頻度によって、月額料金のプランを選ぶのか、1日単位のプランを選ぶのかもよく検討しましょう。
0.おもな公衆無線LANサービスの比較
サービス名 | 事業者名 | 利用料金(税込) | 利用可能な場所 |
Mzone | NTTドコモ | 月額プラン:1,575円、日額プラン:525円 | JRの主要な駅、東海道新幹線(東京〜新大阪間)のN700系車内、空港、プロント、ロッテリア、タリーズコーヒー、スターバックスコーヒー、東京メトロ・都営地下鉄の各駅、東京ミッドタウンなど |
U「公衆無線LAN」コース | Xi・FOMA契約者はUスタンダードプラン:525円/月+ U「公衆無線LAN」コース:315円/月 | ||
ワイヤレスゲート | ワイヤレスゲート | オールワン:780円/月 | ホットスポット、BBモバイルポイント、livedoor Wireless、 成田空港エアポートネットなど、ワイヤレスゲートがサービスを提供するすべてのエリア |
モバイルポイント+ プラス:380円/月 | BBモバイルポイント、livedoor Wireless、成田空港エアポートネット、マクドナルドなど | ||
ホットスポット+ プラス:480円/月 | ホットスポット、livedoor Wireless、 成田空港エアポートネット、タリーズコーヒー、東京メトロ・都営地下鉄の各駅など | ||
ワイヤレスゲート1DAY WiFiプラン:380円/日 | BBモバイルポイント、livedoor Wireless、成田空港エアポートネットのみ | ||
ホットスポット | NTTコミュニケーションズ | コース1:399円/月(+初回契約料1,575円) | マクドナルドなど |
コース2:819円/月(+初回契約料1,575円) | 東海道新幹線(東京〜新大阪間)のN700系車内と全17駅のコンコース待合室など | ||
コース3:1,680円/月(+初回契約料1,575円)/月 | ホットスポットの国内すべてのサービスエリア | ||
1DAY PASSPORT:500円/日 | 東京メトロ・都営地下鉄の各駅、カフェ、東海道新幹線(東京〜新大阪間)のN700系車内と全17駅のコンコース待合室など | ||
BBモバイルポイント | ソフトバンクテレコム | プロバイダーによって異なる(Yahoo!JAPAN の場合は525円/月 | JR の主要な駅、東海道新幹線(東京〜新大阪間)のN 700系車内、空港、マクドナルド、銀座ルノアール、ドトールコーヒー、東急ホテルなど |
一時利用の場合は500 円/日、1,000円/2週間、4,000円/3ヵ月 |
※ 3G+Wi-Fiモデルでは「spモード『公衆無線LANサービス』」を利用できます
公衆無線LANサービスを使ってインターネットに接続する
1.公衆無線LANサービスに接続するための準備をする
2.ブラウザーを起動する
3.ログインページが表示された
[ヒント]公衆無線LAN サービスはどうやって契約するの?
公衆無線LANサービスの申し込みは、各サービス提供会社のWebページや量販店の店頭などで受け付けています。プロバイダーがオプションサービスとして、公衆無線LANサービスを提供していることがありますが、こうしたサービスも各プロバイダーのWebページから申し込みます。また、携帯電話を持っていれば、各携帯電話会社が公衆無線LANサービスを提供しているので、ドコモショップなどの各社系列店で申し込むことができます。
[ヒント]公衆無線LANサービスの利用料金の支払い方法は?
公衆無線LANサービスの利用料金は、契約するサービスによって、支払い方法は異なりますが、ほとんどの場合、クレジットカードが利用できます。プロバイダーのオプションサービスのときは、プロバイダーの利用料金の支払いと合算になります。サービスによっては、1日単位で利用できる「1DAYプラン」を提供しているところもあり、こうしたサービスではモバイルSuicaやEdyなどの電子マネー、あるいは各携帯電話会社の決済サービスで料金を支払うことができます。
[ヒント]サービスによっては専用アプリが提供されている
公衆無線LANサービスでは接続するときにログインIDとパスワードの入力が求められるサービスがありますが、サービスによっては専用のログインアプリが提供されていることがあります。あらかじめアプリにログインIDとパスワードを登録しておくことで、エリアに移動したときに自動、もしくはワンタッチでログインできるようになります。
[ヒント]困ったときは各事業者のWebページを確認しよう
公衆無線LANサービスを契約したのに、ログインできないときは各公衆無線LANサービス事業者のWebページのサポート情報などを確認してみましょう。このレッスンで説明したように、Wi-Fiで接続したあと、ブラウザーを起動し、ログインIDとパスワードの入力が必要なサービスもあるので、実際にエリアに出かける前に確認しておくことをおすすめします。