数式の定義と利用

MAP 配列を計算して新たな配列を作る

対応バージョン: 365

[配列]で指定されたデータに[ラムダ]を適用し、作成された配列を返します。

入力方法と引数

MAPマップ配列1, 配列2またはラムダ,配列3またはラムダ,...,配列253またはラムダ,ラムダ,)

配列計算に使うデータを指定します。
ラムダ計算方法を表すLAMBDA関数を指定します。

使用例元の値が0未満なら0を、0以上なら元の値を表示する

MAP関数で配列を計算して新たな配列を作る

活用のポイント

  • MAP関数は、Microsoft 365でのみ利用できます。
  • 最後の引数には、必ずLAMBDA関数を指定します。
  • [配列1]がLAMBDA関数の第1引数に、[配列2]がLAMBDA関数の第2引数に......というように対応付けられます。[#SPILL!](または[#スピル!])エラーになります。
  • 複数の[配列]のサイズが異なり、結果が求められないセルがある場合、そのセルにはエラー値[#N/A]が表示されます。
  • [ラムダ]に指定したLAMBDA関数に誤りがあるとエラー値[#VALUE!]が返されます。
  • 0未満なら0を、0以上ならもとの値を返す関数はReLU関数と呼ばれ、ニューラルネットワークの活性化関数として使われます。

関連まとめ記事