数式の定義と利用

MAKEARRAY 配列の値を累計する

対応バージョン: 365

SCAN関数は、累計値と[配列]で指定された値に[ラムダ]による計算を適用し、次の累計値とします。[初期値]から計算をはじめ、途中経過の値をすべて返します。REDUCE関数は、SCAN関数と同様の計算を行い、最後の値を返します。

入力方法と引数

SCANスキャン初期値,配列,ラムダ

REDUCEリデュース初期値,配列,ラムダ

使用例損益の累計を表示する

REDUCE関数/SCAN関数で配列の値を累計する

数値作成する配列の行数を指定します。
作成する配列の列数を指定します。
ラムダ計算方法を表すLAMBDA関数を指定します。

活用のポイント

  • SCAN関数とREDUCE関数は、Microsoft 365でのみ利用できます。
  • 使用例ではxが累計値にあたり、yが[配列]の各データにあたります。x+yの結果が次のxになり、同様に計算が進められます。
  • 使用例でSCAN関数の代わりにREDUCE関数を使うと、累計した結果の「38,000」だけが表示されます。
  • [ラムダ]に指定したLAMBDA関数に誤りがあるとエラー値[#VALUE!]が返されます。

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