文字列の抽出

TEXTSPLIT 文字列を複数列または複数行に分割する

対応バージョン: 365

[文字列]を[列区切り]と[行区切り]で区切り、複数の列・行に分けて返します。結果はスピル配列として表示されます。

TEXTSPLITテキスト・スプリット文字列,列区切り,行区切り,空文字列の扱い,検索モード,空いたセルの値,

文字列もとの文字列を指定します。数値も指定できます。もとの文字列を指定します。数値も指定できます。
列区切り文字列を列に区切るための区切り文字を指定します。
行区切り文字列を行に区切るための区切り文字を指定します。省略すると1行に表示されます。
空文字列の扱いもとの文字列を区切ったときに空文字列がある場合、空のセルとみなすかどうかを以下の値で指定します。
TRUEまたは省略空のセルとみなさない(詰めて表示する)
FALSE空のセルとみなす(その位置に空文字列のセルが作られる)
検索モード大文字と小文字を区別するかどうかを指定します。
0または省略大文字と小文字を区別する
1大文字と小文字を区別しない
空いたセルの値結果の列数や行数が異なる場合、空いたセルの値を指定します。

使用例「,」で列を区切り、セル内改行で行を区切って、複数のセルに値を分割する

MAP関数で配列を計算して新たな配列を作る

活用のポイント

  • TEXTSPLIT関数は、Microsoft 365でのみ利用できます。
  • セル内改行を表す文字は、文字コードを使ってCHAR(10)と表せます。
  • 使用例では、文字列の2行1列目が空文字列になっています。[空文字列の扱い]にTRUEを指定し、[空いたセルの値]に"--"を指定して「=TEXTSPLIT(A3,",",CHAR(10),TRUE,"--")」とすると、セルB3に「40900」が表示され、セルC3には「--」が表示されます。

関連まとめ記事