文字列の抽出
TEXTSPLIT 文字列を複数列または複数行に分割する
対応バージョン:
[文字列]を[列区切り]と[行区切り]で区切り、複数の列・行に分けて返します。結果はスピル配列として表示されます。
TEXTSPLIT
文字列 | もとの文字列を指定します。数値も指定できます。もとの文字列を指定します。数値も指定できます。 | |
---|---|---|
列区切り | 文字列を列に区切るための区切り文字を指定します。 | |
行区切り | 文字列を行に区切るための区切り文字を指定します。省略すると1行に表示されます。 | |
空文字列の扱い | もとの文字列を区切ったときに空文字列がある場合、空のセルとみなすかどうかを以下の値で指定します。 | |
TRUEまたは省略 | 空のセルとみなさない(詰めて表示する) | |
FALSE | 空のセルとみなす(その位置に空文字列のセルが作られる) | |
検索モード | 大文字と小文字を区別するかどうかを指定します。 | |
0または省略 | 大文字と小文字を区別する | |
1 | 大文字と小文字を区別しない | |
空いたセルの値 | 結果の列数や行数が異なる場合、空いたセルの値を指定します。 |
活用のポイント
- TEXTSPLIT関数は、Microsoft 365でのみ利用できます。
- セル内改行を表す文字は、文字コードを使ってCHAR(10)と表せます。
- 使用例では、文字列の2行1列目が空文字列になっています。[空文字列の扱い]にTRUEを指定し、[空いたセルの値]に"--"を指定して「=TEXTSPLIT(A3,",",CHAR(10),TRUE,"--")」とすると、セルB3に「40900」が表示され、セルC3には「--」が表示されます。