配列の変換

TOROW/TOCOL　配列を1行または1列に並べる

対応バージョン： 365

TOROW関数は ［配列］のデータを1行に並べます。TOCOL関数は［配列］のデータを1列に並べます。結果はスピル配列として表示されます。

TOROW【トゥ･ロウ】（配列 ,無視する値,検索方向）

TOCOL【トゥ･カラム】（配列 ,無視する値,検索方向）

　
配列1行または1列に並べたい配列を指定します。
無視する値並べる対象としないデータを指定します。
0または省略すべての値を対象とする
1空のセルを無視する
2エラーを無視する
3空のセルとエラーを無視する
検索方向計算方法を表すLAMBDA関数を指定します。
FALSEまたは省略横方向にデータを取り出す
TRUE縦方向にデータを取り出す

使用例複数のデータを見出しとして並べる

MAP関数で配列を計算して新たな配列を作る

活用のポイント

  • TOROW関数とTOCOL関数は、Microsoft 365でのみ利用できます。
  • ［配列］が複数行または複数列の場合には［検索方向］の指定によって結果が変わります。使用例で「=TOROW(A3:B4,,FALSE)」とすると、結果は1→1DK→2→2DKの順になり、「=TOROW(A3:B4,,TRUE)」とすると、結果は1→2→1DK→2DKの順になります。