配列の変換

WRAPROWS/WRAPCOLS 列や行を横方向または縦方向に折り返す

対応バージョン: 365

WRAPROW関数は[ベクトル]で指定された1行または1列のデータを横方向に折り返して並べます。WRAPCOL関数は[ベクトル]で指定された1行または1列のデータを縦方向に折り返して並べます。結果はスピル配列として表示されます。

WRAPROWSラップ・ロウズベクトル ,折り返し数,空のセルの値

WRAPCOLSラップ・カラムズベクトル ,折り返し数,空のセルの値

ベクトル1行または1列に並べたい配列を指定します。
折り返し数並べる対象としないデータを指定します。
空のセルの値空いたセルに入れる値を指定します。省略するとエラー値[#N/A]が返されます。

使用例個別に記録された値を科目ごとに分けて表示する

MAP関数で配列を計算して新たな配列を作る

活用のポイント

  • WRAPROWS関数とWRAPCOLS関数は、Microsoft 365でのみ利用できます。
  • [ベクトル]は1行または1列で指定します。
  • 結果を表示するセルに空きがある場合は、エラー値[#N/A]または[空のセルの値]で指定した値が返されます。使用例で「=WRAPROWS(C3:C8,4)」とすると、4列で折り返されるので、最後の2つのセルが空きとなり、それらのセルにエラー値[#N/A]が返されます。