パソコンから地図上にGALAXY Tab 10.1 LTEの場所を表示したり、ロックをかけたりすることができます。そのほか、最大音量で着信音を鳴らす、データを消去するといったことも可能です。

Samsungアカウントは、SamsungDiveによるリモートコントロール機能を利用するときに使われるIDとパスワードで、無料で取得できます。設定すると、アカウント設定を削除するときやソフトウェア更新時にパスワードが必要になります。

「SamsungDive」は、サムスン製のGALAXYシリーズのリモートコントロール機能を使うためのWebサイトです。ブラウザーがインストールされているどのパソコンからでもアクセス可能で、一部のスマートフォンやタブレットでも利用できます。

「GALAXY Tab 10.1 LTEでリモートコントロールをできるようにする」の手順1の画面で［ リモートコントロール］のチェックをはずすと、リモートコントロールができなくなります。設定を変更するときにはSamsung アカウントのパスワードが必要になるので、たとえば、紛失したGALAXY Tab 10.1 LTEを拾った人が勝手にリモートコントロールを無効にできないようになっています。

「パソコンでSamsungDiveにアクセスする」の手順4の画面で［Track My Mobile］をクリックし、［携帯端末の検索］をクリックすると、GALAXY Tab 10.1 LTEの現在位置を確認できます。GALAXY Tab 10.1 LTEを紛失したときは、この機能が探し出す手がかりになりますが、知らない人に拾われて不正に使われるおそれがあるので、このレッスンの手順に従い、必ず暗証番号によるロックをかけるようにしましょう。

「パソコンでSamsungDiveにアクセスする」の手順4の画面で［Wipe out My Mobile］をクリックすると、インターネット経由でGALAXY Tab 10.1 LTEのデータを消去できます。データを消去すると、写真や音楽などのデータ、インストールされているアプリとそのデータ、Googleアカウントの設定情報などがすべて消去され、GALAXY Tab 10.1 LTEが出荷時の状態に戻ります。GALAXY Tab 10.1 LTEが紛失や盗難に遭い、手元に戻る見込みがないときは、保存されている個人情報などが悪用されないように、データを消去してしまいましょう。データを消去してもGoogleアカウントに登録した連絡先やカレンダー、Gmailなどのデータは、Googleのサーバーに保存されているので、元に戻すことが可能です。しかし、そのほかのバックアップを取っていないデータについては、消去すると完全に失われてしまうので、データの消去は最後の手段として慎重に実施しましょう。