GALAXY Tab 7.0 Plusをはじめ、Androidを採用した端末を使うには「Googleアカウント」という無料のIDが必要です。Googleアカウントは「○△□@gmail.com」というGmailのメールアドレスとなっており、端末に登録することで、メールやカレンダー、アプリのダウンロードなどのサービスを使えるようになります。

手順3でバックアップを有効にすると、端末の設定やアプリの情報がGoogleのサーバーに保存されます。端末を初期化したり、買い換えたときでも、同じアカウントを登録することで、設定を復元できます。バックアップの設定は、［設定］の［プライバシー］にある［データのバックアップ］で変更できます。

パソコンでGmailやGoogleカレンダーを使っているときは、同じアカウントをGALAXY Tab 7.0 Plusに登録するといいでしょう。データが自動的に同期され、普段、パソコンで使っているGmailやGoogleカレンダーをGALAXY Tab 7.0 Plusでも参照できるようになります。

仕事用とプライベート用など、複数のGoogleアカウントを使い分けているときは、これらをいっしょに登録することができます。Googleアカウントを追加するには、［設定］の［アカウントと同期］から画面右上にある［アカウントを追加］をタップし、［Googleアカウント］を選択することで追加できます。

Googleアカウントを削除するには、［設定］の［アカウントと同期］から、削除したいアカウントをタップして、［アカウントを削除］をタップします。なお、Googleアカウントだけではなく、すべての設定やデータを削除したいときは、GALAXY Tab 7.0 Plusを初期化します。

複数のGoogleアカウントを設定したときは、2つめ以降のアカウントのどのサービスの自動同期が有効になっているかを確認しましょう。サービスの自動同期を確認するには、［設定］から［アカウントと同期］をタップし、確認したいGoogleアカウントを選択して、同期したいサービスにチェックが付いていることを確認しましょう。もし、カレンダーや電話帳など、同期する必要のないサービスがチェックされているときは、チェックをはずしておきましょう。

GALAXY Tab 7.0 Plusには、Googleのさまざまなサービスを利用するためのアプリが標準で搭載されています。メールサービスの「Gmail」、地図サービスの「モバイルGoogleマップ」、検索サービスの「Google検索」、動画サービスの「YouTube」などです。また、GmailやGoogleカレンダー、Picasaウェブアルバムなどのサービスとの間で、GALAXY Tab7.0 Plusのデータを同期することもできます。