活用ノウハウ③ リピート促進編
LINE広告/LINE Tag

Q.68

LINE広告経由のアクセスやコンバージョンを計測したい。

イラスト

どれくらいのユーザーが、LINE広告経由で自社のWebサイトやECサイトを訪問しているのか、また、商品購入につながっているのかを計測したいです。

A

「LINE Tag」で広告効果を計測できます。

LINE公式アカウントのLINE Tagと共有可能

広告の効果計測には「タグ」が必要です。LINE広告では、Webサイト上にLINE Tagを設置すると、広告経由のアクセスやコンバージョンなどを計測できます。どの広告経由でWebサイトへのアクセス数が増えたか、商品購入や会員登録などがあったかが分かると、数値に基づいた運用改善ができるようになります

また、リターゲティング広告では、過去にWebサイトを訪問したことがあるユーザーに対して広告を配信します。その際に使用するオーディエンスデータの作成にも、タグが欠かせません。LINE広告の場合、LINE TagをWebサイトに設置してオーディエンスデータを作成すれば、すでに自社の商品・サービスに興味・関心のある人をLINE内から探し出して広告を配信する「オーディエンス配信」(Q.59)が実施可能です。

LINE Tagは、LINE広告の管理画面から取得できるほか、LINE公式アカウントのWeb版管理画面で取得したものとの共有が可能です。設置するコードの詳細は、Q.67を参照してください。

期待できる効果

  • 広告の配信効果が分かると、運用の改善点が見えてくる
  • オーディエンスデータの作成で、広告の配信手法が広がる

コードの設置例

① ベースコード

ベースコードを設置すれば、クリックからコンバージョン発生までの有効期間や、流入元URL別など特定の条件下での「カスタムコンバージョン」を計測できます。なお、オーディエンス配信を実施するには、ベースコードを設置してオーディエンスデータを作成します。

② ベースコード+コンバージョンコード

購入完了、会員登録完了のページにコンバージョンコードを設定しておき、そのページを訪れた人の数からコンバージョンを計測します。広告単位でコンバージョン率を比較することで効果の高い広告を発見できます。

③ ベースコード+カスタムイベントコード

商品のランディングページ、申し込みフォーム、購入完了ページにそれぞれカスタムイベントコードを設置し、どこで離脱が発生するかなどを検証します。

LINE Tagの設定方法

LINEをビジネスにうまく活用するにはどうしたらいい?|LINEビジネス活用公式ガイド 第2版

共有ライブラリメニュー内の[トラッキング(LINE Tag)]をクリックすると、1 3つのコードがコピー&ペーストできるようになっている。タグの設置後、使用しているタグの2[ステータス]も確認できる。

本コンテンツのご利用について

本コンテンツは、インプレスの書籍『はじめてでもできる! LINEビジネス活用公式ガイド 第2版』を、著者であるLINE株式会社の許諾のもとに無料公開したものです。各サービスの内容は、書籍発行時点(2023年6月)における情報に基づいています。