ニュースリリース
初めてでもSQLを駆使したビジネスデータ分析ができる!『BigQueryではじめるSQLデータ分析 GA4 & Search Console & Googleフォーム対応』を7月19日に発売
株式会社インプレスは、Googleのデータベースサービス「BigQuery」(ビッグクエリ)を実行環境として、データベース言語「SQL」を活用したデータ分析に取り組むためのスキルやノウハウを解説した書籍『BigQueryではじめるSQLデータ分析 GA4 & Search Console & Googleフォーム対応』を2024年7月19日に発売いたします。
BigQueryを利用した大規模データの分析に必要な知識をゼロから解説
BigQueryはGoogleアカウントがあれば誰でも利用でき、サーバーへのインストールなどの環境構築も不要です。従量課金ながら毎月無料枠が用意されているため、SQLの実行環境として気軽に使える人気のサービスです。
さらに、定番のWeb解析ツール「Googleアナリティクス4」(GA4)では、無料版であってもBigQueryへのデータエクスポートが可能です。現在ではGA4の管理画面のみで分析するのではなく、「Looker Studio」などのBIツールにデータを取り込んでレポートを作成することが一般化していますが、BigQueryとGA4、さらにLooker Studioを連携させることで、大規模なデータをより詳細に、かつ効率的に分析することが可能になります。
本書はこのような背景を踏まえ、宣伝販促部門のマーケターやWebサイト担当者といったノンエンジニアのビジネスパーソンが、分析やレポーティングに取り組むためにSQLの記述方法や活用ノウハウを学べる書籍です。BigQueryを実行環境とすることで、まったくの初学者でもSQLを基礎から学べて、そのまま業務に取り入れられることをゴールとしています。
Googleの各種サービスと連携して高度な分析を行うためのテクニックが身につく
本書では、BigQueryの機能や使い方、「SELECT」「FROM」「AS」といったSQLの基本的な構文から解説しながらも、グループ化や複数テーブルの結合、仮想テーブルやサブクエリ、数値や文字列を扱う関数まで、本格的な分析に役立つ知識を網羅しています。これにより「SQLの知識がない」「BigQueryを利用したことがない」という人でも、ゼロから学習を始められます。
また、SQLのウィンドウ関数(分析関数)、GA4やGoogle Search Consoleからエクスポートした実データを使った分析例など、難易度が高いながらも活用の幅が大きく広がる情報も収録しています。例えば、GA4では「購入までの平均セッション数の分析」、Search Consoleでは「検索クエリ別のパフォーマンスの可視化」など、業務で必要となり得るシチュエーションを紹介しているので、学習から実務へとステップアップするうえで役立つ内容となっています。
さらに、売上データや顧客データを模した「演習用ファイル」を読者特典として提供しているので、それらをBigQueryに取り込んで、紙面で学んだSQLの動作をすぐに試すことができます。各章末にある「確認ドリル」にもチャレンジすることで、実際に手を動かしながらSQLを学ぶことが可能です。Search ConsoleとGoogleフォームのデータを再現したファイルも用意しており、自社の実データに接続することが難しい場合でも、学習を続けられるようになっています。
本書は以下のような方におすすめです
- 業務でGA4やGoogle Search Consoleを使用しており、より高度な分析や連携させた分析をしてみたい人
- 大型のデータを扱う機会が増え、それらを効率よく分析するスキルを身につけたいノンエンジニアのビジネスパーソン
- 過去にSQLの学習を試みたことがあるが挫折した、もしくは、自分の実務にあったSQLの活用方法が分からなかった経験がある人
- ExcelやGoogleスプレッドシート、Looker Studio、Tableau、Power BIなどを業務で使っており、さらに踏み込んだデータ分析に挑戦したい人
- Googleフォームを用いて社内外でアンケートを行っており、その結果を効率的に分析したい人
紙面イメージ
SQLの基礎的な命令や記述ルールから丁寧に解説しています
GA4、Search Consoleとの連携方法や、実データを使った分析例も紹介しています
本書の構成
- CHAPTER 1:はじめてのSQL
- CHAPTER 2:BigQueryの利用開始
- CHAPTER 3:SQLの基本構文
- CHAPTER 4:グループ化とデータの集計
- CHAPTER 5:テーブルの結合と集合演算
- CHAPTER 6:サブクエリ
- CHAPTER 7:さまざまな関数
- CHAPTER 8:ウィンドウ関数
- CHAPTER 9:実データを対象とした活用例
- 著者:木田和廣
- 定価:3,080円(本体2,800円+税10%)
- 電子版価格:3,080円(本体2,800円+税10%)※インプレス直販価格
- 発売日:2024年7月19日(金)
- 判型:A5判
- ページ数:496ページ
- ISBN:978-4-295-01925-1
著者プロフィール
木田和廣(きだ・かずひろ)
株式会社プリンシプル 取締役 副社長
早稲田大学政治経済学部卒業。商社の海外駐在員などを経て、2004年にWeb解析業界でのキャリアをスタート。2009年からGoogleアナリティクスに基づくWebコンサルティングに従事し、2015年にはGoogleアナリティクス公式コミュニティで日本初の「トップコントリビューター」に認定される。同年にGoogleアナリティクス解説書のベストセラー『できる逆引き Googleアナリティクス Web解析の現場で使える実践ワザ 240』を上梓。
BIツールのTableau、データベース言語のSQLにも習熟し、2016年に『できる100の新法則 Tableau ビジュアルWeb分析』、2021年に『集中演習 SQL入門 Google BigQueryではじめるビジネスデータ分析』、2023年に『できる逆引き Googleアナリティクス4 成果を生み出す分析・改善ワザ 192』を発刊。
アナリティクスアソシエーション(a2i)や個別企業でのセミナー登壇、トレーニング講師実績も多数。統計検定2級保有。
この記事は株式会社インプレスのニュースリリースを抜粋したものです。原文は株式会社インプレスのページにてご確認ください。