Excel Q&A
説得力を高める関数・数式の応用ワザ
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数値の計算をする
数値を指定したけたで四捨五入したい
ROUND関数を使います
数値を四捨五入したいときは、「ROUND(ラウンド)関数」を使用します。四捨五入するけたは、引数[けた数]で決まります。
小数点以下を四捨五入したい場合は、四捨五入後の数値の小数部のけた数を指定します。例えば[数値]が「123.456」の場合、[けた数]を「0」とすると結果は整数の「123」、「2」とすると結果は「123.46」となります。
また、[けた数]に負の数を指定すると、整数部分が四捨五入されます。例えば、「100円未満の端数を除きたい」というようなときは、[けた数]に「-2」を指定します。
ROUND
(数値,けた数)
指定した数値を指定したけた数で四捨五入する
[桁数]の指定方法([数値]に「1234.5678」を指定した場合)
桁数 | 関数の結果 | 端数処理するけた |
---|---|---|
-3 | 1000 | 千の位より下 |
-2 | 1200 | 百の位より下 |
-1 | 1230 | 十の位より下 |
0 | 1234 | 一の位より下 |
1 | 1234.5 | 小数点第1位より下 |
2 | 1234.56 | 小数点第2位より下 |
3 | 1234.567 | 小数点第3位より下 |
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この連載記事は、インプレスの書籍『できるExcel パーフェクトブック 困った!&便利ワザ大全 Office 2021/2019/2016 & Microsoft 365対応』の内容に基づいています。紹介している情報は、書籍発行時点(2022年8月)のものです。