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Q:430 500円単位で切り上げや切り捨てをするには

A CEILING.MATH関数やFLOOR.MATH関数を使います

商品の単価を500円単位などの切りのよい数値に切り上げ/切り下げたいことがあります。「15,280」を「15,500」、「15,760」を「16,000」という具合に500円単位で切り上げるには、「CEILING.MATH(シーリング・マス)関数」を使います。

また、「15,280」を「15,000」、「15,760」を「15,500」という具合に500円単位で切り下げるには、「FLOOR.MATH(フロア・マス)関数」を使用します。

2つの関数の使い方は同じです。引数[数値]に単価、[基準値]に「500」を指定します。引数[モード]は引数[数値]が負数の場合に関係するもので、正数の場合は省略してかまいません。


CEILING.MATH(数値,基準値,モード)

指定した数値を、基準値の倍数になるように切り上げる。モードは省略可能


FLOOR.MATH(数値,基準値,モード)

指定した数値を、基準値の倍数になるように切り捨てる。モードは省略可能


500円単位で切り上げや切り捨てをするには

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「Excel Q&A」について

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