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データを検索する
VLOOKUP関数でエラーが表示されないようにしたい
IFERROR関数を使います
このワザの例では、品番と個数が入力されると、自動的に商品名、単価、金額が表示されるように、2行目から4行目の[商品名]欄、[単価]欄、[金額]欄に数式が入力してあります。
ところが、[品番]欄が入力されていない3行目と4行目にエラー値「#N/A」が表示されます。このエラーは、VLOOKUP関数で引数[検索値]が未入力のときに表示されます。
これを解決するには、「IFERROR(イフエラー)関数」を使用して、エラーにならないときは関数の結果を表示し、エラーになるときに何も表示しないようにしましょう。
VLOOKUP
(検索値,範囲,列番号,検索の型)
指定した範囲から検索値を検索して、列番号の列からデータを取り出す
IFERROR
(計算式,エラーの場合の値)
計算式が正しく計算できる場合は計算結果、できない場合はエラーの場合の値を表示する
IF
(論理式,真の場合,偽の場合)
指定した論理式を満たす場合は真の場合、満たさない場合は偽の場合を返す
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「Excel Q&A」について
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