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Q:492 VLOOKUP関数でエラーが表示されないようにしたい

A IFERROR関数を使います

このワザの例では、品番と個数が入力されると、自動的に商品名、単価、金額が表示されるように、2行目から4行目の[商品名]欄、[単価]欄、[金額]欄に数式が入力してあります。

ところが、[品番]欄が入力されていない3行目と4行目にエラー値「#N/A」が表示されます。このエラーは、VLOOKUP関数で引数[検索値]が未入力のときに表示されます。

これを解決するには、「IFERROR(イフエラー)関数」を使用して、エラーにならないときは関数の結果を表示し、エラーになるときに何も表示しないようにしましょう。


VLOOKUP(検索値,範囲,列番号,検索の型)

指定した範囲から検索値を検索して、列番号の列からデータを取り出す


IFERROR(計算式,エラーの場合の値)

計算式が正しく計算できる場合は計算結果、できない場合はエラーの場合の値を表示する


IF(論理式,真の場合,偽の場合)

指定した論理式を満たす場合は真の場合、満たさない場合は偽の場合を返す


VLOOKUP関数でエラーが表示されないようにしたい

VLOOKUP関数でエラーが表示されないようにしたい

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