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データを検索する
入力する値によってリストに表示するデータを変えるには
INDIRECT関数を使います
入力リストの設定の際に「INDIRECT(インダイレクト)関数」を使用すると、条件に応じてリストの項目を切り替えられます。
INDIRECT関数は、引数に指定した文字からセルを参照する関数です。以下の例では、セルB2に入力された所属部名に応じて、所属課の入力リストに表示される課名を切り替えます。
まず準備として空いたセルに課名を入力しておき、営業部の課名のセルE2~E4に「営業部」、総務部の課名のセルG2~G3に「総務部」という名前を付けます。
入力リストの表示項目として「=INDIRECT(B2)」を設定すると、セルB2の値が「営業部」の場合は入力リストにセルE2~E4の課名が、セルB2の値が「総務部」の場合は入力リストにセルG2~G3の値が表示されます。
INDIRECT
(参照文字列,参照形式)
参照文字列で指定されたセル内にある文字列データを、別のセルへの参照として、参照先セルの内容を求める
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「Excel Q&A」について
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