A XLOOKUP関数を使います

Microsoft 365とExcel 2021では、VLOOKUP関数の強化版である「XLOOKUP（エックスルックアップ）関数」が使えます。XLOOKUP関数では検索値が見つからない場合に表示する値を指定できるので、関数1つでエラー対策できる点がメリットです。

以下の例では、品番を商品リストから検索し、商品名を取り出しています。エラー対策をしない場合、品番が未入力のときにエラー値「#N/A」が表示されますが、引数［見つからない場合］に「""」を指定しているのでエラー値は表示されません。

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XLOOKUP(検索値,検索範囲,戻り範囲,見つからない場合,一致モード)

検索範囲から検索値を検索して見つかった戻り範囲を取り出す。見つからない場合に表示する値を指定できる。一致モードを「0」にするか省略すると、完全一致の検索になる

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「Excel Q&A」について

この連載記事は、インプレスの書籍『できるExcel パーフェクトブック 困った！＆便利ワザ大全 Office 2021/2019/2016 & Microsoft 365対応』の内容に基づいています。紹介している情報は、書籍発行時点（2022年8月）のものです。