Python

PYパイ
Pythonのプログラムを実行する

対応バージョン: 365

PY関数は、[Pythonのコード]で指定されたプログラムを実行します。コードの最後の式の値が戻り値となり、自動的にセルに表示されます。

入力方法と引数

PYPythonのコード, 戻り値のタイプ

Pythonのコード Pythonのプログラムを記述します。
戻り値のタイプ 戻り値の取り扱いを以下の値で指定します。
0 Excelの値
1 Pythonのオブジェクト

使用例選択した範囲の統計データを一括表示する

活用のポイント

  • PY関数を入力するには、セルに「=PY(」と入力するか、[数式]タブで[Pythonの挿入]ボタンをクリックします。
  • 数式バーの右端にある[☑]ボタンをクリックすると数式バーの表示行数を増やせます。
  • [Ctrl]+[Enter]キーを押すとPythonのコードが実行できます。
  • 使用例では、xl関数にセル範囲を指定して、その範囲のデータを取り出し、dfという変数に代入し、describeメソッドにより基本統計量を求めています。
  • 数式バーの[Python出力]ボタン([PY]という表示の左にあるボタン)をクリックすれば、Pythonのオブジェクトを表示するか、Excelの値を表示するかが選択できます。
  • [戻り値のタイプ]は関数の入力時には指定できません。[Python出力]ボタンの選択によって設定されます。FORMULATEXT関数で数式を取り出せば、設定値が表示できます。
  • 本記事時点では、PY関数はMicrosoft 365 EnterpriseおよびBusinessで利用できます。FamilyおよびPersonal、Educationではプレビュー版を利用できます。

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