自分で使い方を決められる「自由帳」
Officeアプリケーションのひとつ、OneNoteは、気になったことを書き留めておくメモ、Webで見つけた情報の保存や作成した文書のまとめ、デジタルカメラで撮影した写真の整理など、さまざまな用途で使えるデジタルノートアプリケーションです。さまざまな種類の情報を一元的に扱えることが特徴で、文字を入力したり図形を描画したりできるほか、音声や動画、画像、ほかのアプリケーションで作成したファイルなどをまとめておくことができます。
まとめておける情報の種類、使い方は自分の目的次第。仕事からプライベートまで用途に縛られずに使える、自由帳のようなアプリケーションなのです。
クラウド上にメモを作るメリット
OneNote 2010は、マイクロソフトのクラウドサービス「Windows LiveSkyDrive」に対応しており、ここにOneNoteのファイルを保存しておけます。SkyDriveを介して、会社と自宅で同じメモを利用したり、スマートフォンやタブレット端末を使って外出先でメモを確認したり、複数のユーザーで情報を共有したりといったことが可能になります。
[ヒント]Windows Live SkyDriveって何?
Windows Live SkyDriveは、クラウド上にファイルを保管できるオンラインストレージと呼ばれるサービスです。25GBという大きな領域が無償で提供されており、Office文書や写真などのファイルを保存しておくことが可能です。さらにほかのユーザーとファイルを共有できるほか、Webブラウザー上でOffice文書を利用する機能も用意されています。利用にはWindows Live IDが必要です。