ニュースリリース
数式やプログラミングで挫折しない! 無料の本格分析ツールを使いながら統計学が身につく『データに触れながら学ぶ統計学』を12月3日(水)に発売
株式会社インプレスは、世界中のデータサイエンティストが利用する「R言語」をベースに開発されたUIツール「Exploratory」(エクスプロラトリー)を用いて、統計学やデータ分析の手法を学べる書籍『データに触れながら学ぶ統計学 R言語のUIツール「Exploratory」で身につくデータサイエンスの手法』を2025年12月3日(水)に発売いたします。
無料ツールと実際のデータを使いながら学ぶ、新しい統計学の入門書
ビジネスの現場において、データに基づいた意思決定の重要性はますます高まっています。そして、データから正しい意思決定を行うには、「本当に有意な差があるのか?」「その差は実務上、どれくらい大きなものなのか?」などを判断するための統計学の知識が必要です。
しかし、いざ統計学を学ぼうとすると、難解な数式の理解や、統計分析に特化したプログラミング言語である「R」や「Python」の習得という高い壁に直面し、挫折してしまう人が少なくありません。本書は、そうした「統計学に挫折した経験がある人」や「文系で数学に苦手意識がある人」のために書かれた、実践的な統計学の入門書です。
本書では、統計分析の世界標準であるR言語の機能をマウス操作だけで利用できる「Exploratory」と、架空の企業の従業員データをサンプルファイルとして使いながら、統計学を学んでいきます。Exploratoryには永続的に無料で使える「Public」プランなどが用意されているため、読者は別途費用をかけることなく、統計学の学習環境と本格的なデータ分析環境を手に入れることができます。
「データサイエンスの民主化」を掲げる著者の知見を凝縮。確かなスキルが身につく
本書の著者は、シリコンバレーにてExploratory社を立ち上げ、同社のCEOを務めながら「データサイエンスの民主化」を掲げて活動する西田勘一郎氏です。10年近くにわたって日米で開催してきた「データサイエンス・ブートキャンプ」のノウハウを凝縮し、統計学の基礎から機械学習モデルによる予測までを、手を動かしながら一気に身につけられる教科書となるよう本書を執筆しました。
具体的には、「平均」「標準偏差」といった基礎的な記述統計から、「t検定」「ANOVA検定」などの推測統計、さらにビジネスで需要の高い「線形回帰」「ロジスティック回帰」などの多変量分析、そして「決定木」「ランダムフォレスト」といった機械学習モデルまでを、Exploratoryを使ってグラフやチャートを作成しながら学んでいきます。実際にデータを可視化・分析し、結果を解釈するという一連のプロセスを体験することで、現場ですぐに使える実践的なスキルとデータリテラシーが身につく1冊となっています。
本書は以下のような方におすすめです
- 過去に統計学やデータ分析の学習に挫折した経験がある人
- RやPythonなどのプログラミングはハードルが高いと感じている人
- 勘や経験だけでなく、データに基づいた客観的な意思決定を行いたいビジネスパーソン
- 教育現場で、学生に実践的なデータサイエンスを教えたい教育関係者
紙面イメージ
「P値」「信頼区間」といった抽象的な概念も、豊富な図で直感的に理解できます。
実際のデータをExploratoryで分析することで、データに基づく意思決定の手法が身につきます。
著者が来日! 無料の出版記念セミナー&懇親会を東京・神保町で開催
本書の発売を記念し、著者・西田勘一郎氏が来日して登壇するリアルセミナーを12月15日(月)に神保町で開催します。セミナーでは、書籍が生まれた背景や制作に込めた想い、このAI時代になぜ統計学なのか、データサイエンス2.0と言われるパラダイムシフトの時代に必要とされる統計学とは何かについて、著者自らが語ります。
また、セミナー終了後には懇親会も実施いたします。著者への質問はもちろん、参加者同士でデータ活用に関する情報交換や交流を深めていただける貴重な機会です。統計学やデータ分析に興味のある方は、ぜひお気軽にご参加ください。

日時:2025年12月15日(月)18時30分〜20時00分 ※18時開場
会場:インプレスグループセミナールーム
東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング 23階
地下鉄 神保町駅[A9]出口 徒歩1分
本書の構成
- Chapter 1 なぜ統計学を学ぶのか
- Chapter 2 Exploratoryとは
- Chapter 3 記述統計とデータ型
- Chapter 4 ばらつきの可視化と指標
- Chapter 5 科学的思考
- Chapter 6 確率論
- Chapter 7 推測統計と信頼区間
- Chapter 8 仮説検定
- Chapter 9 2つの平均の検定 ―t検定
- Chapter 10 複数の平均の検定 ―ANOVA検定
- Chapter 11 割合の検定 ―カイ2乗検定
- Chapter 12 相関分析
- Chapter 13 多変量分析 ―線形回帰
- Chapter 14 多変量分析 ―ロジスティック回帰
- Chapter 15 機械学習モデルと予測 ―決定木、ランダムフォレスト
書誌情報
データに触れながら学ぶ統計学 R言語のUIツール「Exploratory」で身につくデータサイエンスの手法
- 著者:西田勘一郎
- 発売日:2025年12月3日(水)
- ページ数:392ページ
- サイズ:A5判
- 定価:2,750円(本体2,500円+税10%)
- 電子版価格:2,750円(本体2,500円+税10%)※インプレス直販価格
- ISBN:978-4-295-02163-6
著者プロフィール
西田勘一郎(にしだ・かんいちろう)
Exploratory, Inc. CEO
2000年にアメリカ、シリコンバレーに移住。オラクル本社にて開発ディレクターとしてデータサイエンス関連のプロダクト開発を担当したほか、顧客のデータ分析プロジェクトを支援するコンサルティングや教育活動も担当。2016年に独立し、「データサイエンスの民主化」というミッションのもと、誰もが簡単にデータの分析や可視化ができるUIツールを開発するため、Exploratory, Inc.をシリコンバレーにて創業。以来、国内外含め1,000社以上の企業・組織、2,000校以上(日本国内では400校以上)の学校を顧客として、Exploratoryの導入・活用支援を行う。ユーザー数は全世界で1万人以上。
また、ビジネスの現場で使えるデータサイエンスや統計学を3日間で体系的に学べる「データサイエンス・ブートキャンプ」をはじめ、トレーニングやセミナーを通した普及活動も行っている。データサイエンス・ブートキャンプは2017年より一般向け・企業向けを含め通算50回以上を開催、受講者数は1,000人以上。
この記事は株式会社インプレスのニュースリリースを抜粋したものです。原文は株式会社インプレスのページにてご確認ください。





