月々の料金プランはどうなる?
GALAXY S IIIを利用するには、Xi向け料金プランを契約します。Xiの料金プランは2年単位で契約する「タイプXiにねん」、契約期間の拘束がない「タイプXi」の2つがあります。Xi向け料金プランはFOMA向けと異なり、無料通信分が設定されていません。その代わり、通話料割引サービスの「Xiカケ・ホーダイ」(月額700円)を契約することで、NTTドコモの携帯電話への国内通話が無料になります。パケット通信プランはパケット定額サービス「Xiパケ・ホーダイフラット」と「Xiパケ・ホーダイ ダブル」が契約できます。スマートフォンは、ユーザーが直接、操作していないときにも頻繁にパケット通信をするので、パケット定額サービスの契約は必須です。プロバイダーはiモード携帯電話を利用していたときのiモードの契約に相当するもので、GALAXY S IIIではスマートフォン向けの「spモード」を契約します。
iモードのメールアドレスはGALAXY S IIIで使える?
GALAXY S IIIでは「○△□@ docomo.ne.jp」というiモードと同じメールアドレスが使えます。iモード携帯電話からGALAXY S IIIに機種変更すると、通常はspモードの契約と同時にiモードを解約するため、それまで利用していたiモードのメールアドレスはspモードに自動的に引き継がれます。spモードはインターネット接続、spモードメールに加え、コンテンツ決済サービス、電話帳バックアップ、災害用伝言板などが利用できます。無料オプションとして「アクセス制限サービス」と「spモードメールウイルスチェック」、有料オプションとして「spモード『公衆無線LANサービス』」も提供されています。
●「spモード」で使えるサービス一覧
インターネット接続 | インターネット上のWebサイトや「dマーケット」の閲覧のほか、アプリなどによるパケット通信ができる |
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spモードメール | iモードのメールアドレスの継続利用/新規取得ができる |
コンテンツ決済サービス | コンテンツの購入代金(利用限度額:税込10,000円/月)をGALAXY S IIIの月額利用料金と一括で支払うことができる |
電話帳バックアップ | GALAXY S IIIの電話帳を最大3,000件まで定期的に自動バックアップできるる |
災害用伝言板 | 震度6弱以上の地震など、大規模災害が発生したときに安否情報を確認できる |
災害用音声お届けサービス | 震度6弱以上の地震など、大規模災害が発生し、音声発信がつながりにくくなったときに、パケット通信で音声メッセージを送信できる |
docomo Application Manager | NTTドコモのサービスを利用するために必要なアプリのインストールや、過去にインストールしたNTTドコモのアプリの再インストールができる |
アクセス制限サービス(オプション) | 出会い系サイトなど、有害と判断されるWebサイトへのアクセスを制限できる |
spモードメールウイルスチェック(オプション) | spモードメールのウイルス感染の有無をチェックし、ウイルスを検出したときは自動的に削除できる |
spモード「公衆無線LANサービス」(有料オプション) | 全国約5,000のエリア、約9,500のアクセスポイントで公衆無線LANを利用できる。税込315円/月 |
今まで使っていた電話帳は移行できる?
iモード携帯電話に登録していた電話帳は、データをmicroSDカードに保存し、GALAXY S IIIで「電話帳」や「電話帳コピーツール」を利用することにより、移行できます。iモード携帯電話がmicroSDカードに対応していないときは、ドコモショップに設置されている「DOCOPY」を使い、電話帳のデータをmicroSDカードに保存して利用します。また、Bluetoothを使い、iモード携帯電話から転送することもできます。
[ヒント]利用できないサービスを確認しよう
GALAXY S IIIでは利用できないサービスがあります。たとえば、ひとつの契約で2つの電話番号が利用できる「2in1」などです。プロバイダーはiモードの代わりに、spモードを契約しますが、Xiに契約を切り替えてもiモードの契約は残しておくことができます。
[ヒント]Xiは対応エリアでしか使えないの?
XiはこれまでのFOMAとは異なる「LTE」と呼ばれる次世代の通信方式を採用しているため、FOMAとは利用できるエリアが異なります。ただし、GALAXY S IIIは従来のFOMAハイスピードにも対応しているため、Xi対応エリア外ではFOMAと同じように使えます。
[ヒント]月々サポートの金額はいくらになるの?
NTTドコモではスマートフォンの対象機種を購入したユーザーに対し、最大24回、毎月の利用料金から一定額を割り引く「月々サポート」という割引サービスを提供しています。月々サポートの適用を受けるには、Xiパケ・ホーダイ フラットか、Xiパケ・ホーダイ ダブルの契約が条件になります。月々サポートで割り引かれる金額は、新規契約か、機種変更か、MNP(番号ポータビリティ)なのかによって違い、キャンペーンなどで増額されることもあります。
[ヒント]GALAXY S IIIはminiUIMカード対応
GALAXY S IIIでは、契約者情報などを記録するSIMカードとして、従来よりも少し小さいドコモminiUIMカードを採用しています。そのため、差し替えて利用できる機種は、ドコモminiUIMカードに対応した携帯電話やスマートフォンのみです。標準サイズのドコモUIMカードには、1年に1回まで、無料で変更できます。2回目からは1回の変更につき、3,150円(税込)の発行手数料がかかります。
[ヒント]auやソフトバンクの携帯電話から乗り換えるときは?
NTTドコモ以外の携帯電話を使っているときは、番号ポータビリティ(MNP)を利用することで、同じ電話番号のまま、NTTドコモに移行できます。ただし、各社の携帯電話で利用していたメールアドレスなどは移行できません。元の携帯電話会社と複数年の継続契約などをしているときは、契約解除料がかかることがあります。
[ヒント]My docomoに登録しておこう
NTTドコモでは、利用料金の確認や料金プランの変更、各種手続き、キャンペーンの登録などができる「My docomo」というサービスを提供しています。GALAXY S IIIのアプリやパソコンのブラウザーでも利用できますが、事前に登録が必要です。