新規イベントを追加する

カレンダーは、Macでのスケジュール管理に欠かせないアプリケーションです。iCloudを通じてiPhoneやiPadと同期すれば、いつでもイベントを追加・編集できます。ここではカレンダーを週表示にして、ドラッグでイベントを追加する方法を紹介します。

1.新規イベントを追加する

1 Dockから[カレンダー]を起動,2[週]をクリック,3 追加したいイベントの開始時刻から終了時刻をドラッグ    ,ここでは週表示でイベントを追加する       ,ここをクリックすると前後の週へ移動できる

2.イベントの名前を入力する

1 イベントの名前を入力,2[return]キーを押す,イベントが追加された

イベントを編集する

予定に変更があったら、忘れないうちにカレンダーにも反映しましょう。詳細を表示して変更するほか、イベントをドラッグして日時を変更することもできます。

1.イベントの詳細を表示する

1 編集したいイベントをダブルクリック    ,2[編集]をクリック,イベントの情報が表示された  

2.イベントを編集する

1 場所や開始・終了時刻などを編集      ,2[完了]をクリック  ,イベントの内容が変更される,イベントの詳細が表示された  

カレンダーを追加する

仕事とプライベートで、イベントを追加するカレンダーを区別しましょう。iCloudがオンの場合はiCloudにカレンダーを追加しますが、オフの場合は[このMac内]に追加します。カレンダーの一覧は、画面左上にある[カレンダー]で表示・非表示を切り替えられます。

1.新規カレンダーを追加する

1 メニューバーの[ファイル]をクリック         ,2[新規カレンダー]→[iCloud]を選択,ここではiCloudにカレンダーを追加する    

2.カレンダーの名前を入力する

1 カレンダーの名前を入力,2[return]キーを押す,カレンダーが追加される,カレンダーの一覧と新規カレンダーが表示された

祝祭日カレンダーを照会する

標準では、カレンダーに日本の祝祭日は表示されません。Appleが用意している「Japanese Holiday Calendar」を照会して、祝祭日が表示されるようにしましょう。Safariでアクセスして簡単な設定を行えば、カレンダーの一覧に追加されます。
http://www.apple.com/downloads/macosx/calendars/japaneseholidaycalendar.html

1.カレンダーにアクセスする

1 祝祭日カレンダーのURLにアクセス  ,2[Download]をクリック,Safariを起動しておく

2.カレンダーを照会する

1[照会]をクリック,自動的にカレンダーに切り替わった  ,[照会したいカレンダーのURLを入力してください。]が表示された

2[OK]をクリック,わかりやすい名前と色に変更してもよい,カレンダーの確認画面が表示された

3.照会したカレンダーを確認する

カレンダーに祝祭日が表示された    ,[カレンダー]をクリック,[照会]にカレンダーが追加された

Googleカレンダーと同期する

もともとGoogleカレンダーを使っているなら、Macのカレンダーと同期しましょう。設定を行うとカレンダーの一覧に[Google]と[委任]が追加され、それらに追加したイベントがGoogleカレンダーに反映されます。

1.アカウントを追加する

1 メニューバーの[カレンダー]→[環境設定]をクリック      ,2[アカウント]をクリック    ,3[+]をクリック

2.Googleアカウントを設定する

1 Gmailのメールアドレスとパスワードを入力,2[作成]をクリック,[アカウントを追加]が表示された

3.Googleアカウントを確認する

1[メール][メモ][メッセージ]のチェックをはずす,2[作成]をクリック  ,ここではカレンダーだけを同期する  ,[アカウントの概要]が表示された   

4.同期するカレンダーを選択する

1[Google]をクリック,2[委任]をクリック  ,3 同期したいカレンダーをチェック      ,Googleのアカウントが追加された,選択したカレンダーが同期される  

[ヒント]クイックイベントを活用する

画面左上にある[+]をクリックすると、イベントを自然文ですばやく入力できます。例えば「来週の土曜17時から結婚式の二次会」と入力して[return]キーを押すと、指定した開始時刻でイベントが追加されます。

1[+]をクリック,2 イベントの名前と日付、開始時刻を入力     ,3[return]キーを押す  

[ヒント]さまざまな表示形式でスケジュールを確認できる

カレンダーの表示形式は画面上部にある[日][週][月][年]で切り替えられ、例えば月表示ならダブルクリックでイベントを追加できます。状況によって切り替えましょう。

日付をダブルクリックすると終日のイベントを追加できる,[月]をクリック

[ヒント]定例のイベントにする

毎週ある会議や行事など定期的に繰り返すイベントは、イベントの詳細で[繰り返し]の[なし]をクリックし、[毎週][毎月]などの間隔を選択します。[カスタム]を選択すれば隔週の設定も可能です。

[ヒント]イベントが所属するカレンダーを変更する

イベントの詳細を表示し、[カレンダー]から所属するカレンダーを変更できます。標準で使用するカレンダーは、メニューバーの[カレンダー]→[環境設定]をクリックし、[一般]の[デフォルトカレンダー]で選択できます。

[ヒント]1日の開始・終了時刻を変更する

会社の定時などを1日の開始・終了時刻として設定しておくと、日表示・週表示にしたときにカレンダー上で明るく表示されます。メニューバーの[カレンダー]→[環境設定]をクリックし、[一般]から変更しましょう。また、[時間表示]で何時間分を画面に表示するかを選択できます。

1 メニューバーの[カレンダー]→[環境設定]をクリック   ,2[一般]をクリック  ,3[1日の開始時刻]と[1日の終了時刻]で時刻を選択

[ヒント]照会カレンダーにはイベントを追加できない

カレンダーの一覧に[照会]として表示されるカレンダーは、読み取り専用のためイベントの追加や編集はできません。カレンダーの名前と色の変更は可能です。

[ヒント]すでにGmailと同期しているときは

システム環境設定の[メール/連絡/カレンダー]を表示し、[カレンダーとリマインダー]をチェックするだけで設定されます。

[ヒント]カレンダーの更新間隔を変更する

Googleカレンダーの更新間隔は、標準の設定では15分になっています。変更をすぐに反映したい場合は、手順4の画面で[アカウント]をクリックし、[カレンダーを更新]で最短の1分を選択しましょう。

1[アカウント情報]をクリック    ,2[カレンダーを更新]で間隔を選択