「GALAXY Tab 7.7 Plus」とは?
ユーザーによる自由なカスタマイズをはじめ、インターネットで提供されるさまざまなサービスと連動しやすいなどのメリットを持つ「スマートフォン」が注目を集めています。このスマートフォンをベースに、ひと回り大きなディスプレイを搭載し、パソコンのような使い方を可能にしたのが「タブレット」です。NTTドコモから発売されたサムスン製「GALAXY Tab 7.7 Plus SC-01E」は、7.7インチの有機ELディスプレイを搭載し、薄さ7.9mm、重さ約345gというスリムで持ちやすいデザインに仕上げられたタブレットです。1.5GHzのデュアルコアCPU、OSに「Android 4.0」を採用し、NTTドコモの超高速データ通信サービス「Xi(クロッシィ)」に対応することにより、さまざまなサービスを快適に活用できます。
スマートフォンやパソコンとの違いは?
0.スマートフォンとの違い
スマートフォンと同じAndroidプラッフォームを採用しているタブレットは、カスタマイズがしやすく、インターネットの各サービスとの連携も充実しています。画面がひと回り大きいため、インターネットを快適に利用したり、電子書籍などのコンテンツも見やすくなっています。本書で解説しているGALAXY Tab 7.7 Plusは、音声通話機能が搭載されていませんが、Xiに対応しているため、テザリングを使い、パソコンなどと組み合わせて使うこともできます。
0.パソコンとの違い
パソコンがディスプレイにキーボードを備えた形状を採用しているのに対し、タブレットはスレート状(板状)の形状を採用し、画面に直接、タッチしながら操作をします。パソコンは起動に時間が掛かりますが、タブレットは電源を入れると、すぐに使うことができます。
GALAXY Tab 7.7 Plusでできること
0.NTTドコモの次世代通信サービス「Xi」に対応
NTTドコモが提供する次世代通信サービス「Xi(クロッシィ)」に対応しているため、高速・大容量・低遅延のデータ通信が利用できます。テザリングを使い、パソコンなどと組み合わせて使うこともできます。
0.メールやインターネットが快適に使える
GALAXY Tab 7.7 PlusはAndroid採用端末で標準的に使われている「Gmail」をはじめ、iモードのメールアドレスが使える「spモードメール」、プロバイダーのメール、ブラウザなど、インターネットに必要なアプリケーションが揃っています。スマートフォンよりもひと回り大きい7.7インチのディスプレイを搭載しているため、パソコン向けのWebページも快適に閲覧できます。
0.自分の使いたいアプリが追加できる
GALAXY Tab 7.7 Plusは出荷時に多くのアプリがインストールされていますが、自分で使いたい機能やサービスがあるときは、自由にアプリを追加できます。アプリはAndroid標準の「Google Play」、NTTドコモの「dマーケット」からダウンロードできるほか、サムスンが提供する「Samsung Apps」も利用できます。
0.持ち運びができ、どこでも使える
GALAXY Tab 7.7 Plusは薄さ約7.9mm、重さ約345gのスリムで軽いボディにまとめられているため、いつでもどこでも気軽に持ち運び、外出先などでも快適に利用できます。高性能なデュアルコアCPUを搭載し、NTTドコモの超高速ネットワーク「Xi」に対応しているため、インターネットを快適に利用できます。Wi-Fiを利用すれば、自宅やオフィスの無線LANに接続したり、外出先の公衆無線LANサービスでも利用できるうえ、Wi-Fi/USBテザリングに対応しているため、パソコンなどと組み合わせて、高速データ通信を活用することができます。
GALAXY Tab 7.7 Plusでできないこと
GALAXY Tab 7.7 Plusはiモード携帯電話と同じように、メールやインターネットが利用できますが、いくつか利用できないサービスがあります。たとえば、メールはspモードを契約することで、i モードと同じメールアドレスが利用できますが、iモードの公式メニューのコンテンツ、iモード携帯電話向けの「iアプリ」、さまざまな情報を自動的に配信する「iコンシェル」などは利用できません。ただし、NTT ドコモが提供する「dメニュー」では、iモードと同様のコンテンツが利用できます。また、GALAXY Tab 7.7 Plusでは電子マネーなどが利用できる「おサイフケータイ」、電話帳や写真などをやり取りする「赤外線通信」は利用できません。音声通話にも対応していません。
[ヒント]「Android(アンドロイド)」ってなに?
GALAXY Tab 7.7 Plusに採用されている「Android(アンドロイド)」は、インターネット検索サービスのGoogleを中心に構成された業界団体の「OHA(Open Handset Alliance)」によって、開発や普及が進められているタブレットやスマートフォンなどのためのプラットフォームです。OHAにはGoogleのほかに、NTTドコモやサムスンなど、世界中の通信事業者と携帯電話メーカー、半導体メーカー、ソフトウェアベンダーなどが参加しています。GALAXY Tab 7.7 PlusにはAndroid 4.0が採用されており、Webページの閲覧や映像コンテンツの再生などをタブレットのために開発されたユーザーインターフェイスで快適に活用することができます。
[ヒント]音声通話はできるの?
GALAXY Tab 7.7 Plusは音声通話の機能が搭載されていないため、電話を掛けたり、受けたりすることができません。ただし、パッケージにはマイク付ステレオヘッドセット(試供品)が同梱されており、本体上部のヘッドホン接続端子に接続することにより、音声検索をはじめ、NTTドコモの「しゃべってコンシェル」などの音声入力を利用したサービスも使うことができます。また、「Skype」や「050Plus」などのアプリを使うことで、音声や映像を利用したコミュニケーションを楽しむことができます。