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WindowsのデータをMacに移行するには、ファイルをそのままコピーすればよい場合と、アプリケーションのエクスポート機能を使う場合の2通りがあります。例えば、WordやExcelなどの文書ファイルは、WindowsからMacへコピーするだけでOKです。写真や音楽のファイルは、Macにコピーしたあと、iTunesやiPhotoで取り込みます。一方、ブラウザのブックマークやアドレス帳のデータは、Windowsのアプリケーションのエクスポート機能を使います。なお、メールのデータは残念ながらそのままではMacに取り込むことができません。大事なメールだけ転送するなどの方法をとります。そのほか、メッセジャーやネットワーク設定などは、設定を控えておいてMacで再設定します。

データの種類による移行方法の違い
Office文書 ファイルをそのままコピーするだけでよい。MicrosoftOffice for Macがあれば編集も可能。
ブックマーク Internet Explorerの[お気に入り]をSafariの[ブックマーク]に移行できる。
メール × 形式が異なるため、WindowsメールやOutlook ExpressのメールをそのままMailに移行することは困難。
アドレス帳 Windowsアドレス帳やOutlook Expressのアドレス帳をアドレスブックに移行できる。
メッセンジャー アカウント情報を控えておき、同じメッセンジャーのMac版をインストールすれば移行できる。
音楽 Windows版のiTunesライブラリをMac版にコピーできる。また、iTunes Storeのアカウント情報を控えておく。
写真 ファイルをそのままコピーするだけでよい。プレビューで表示したり、iPhotoでライブラリを作成したりできる。
動画 ファイルをそのままコピーするだけでよい。ファイル形式によってはQuickTimeで再生できない場合がある。
ネットワーク設定 インターネット接続のアカウント情報や無線LANの設定などを控えておき、Macで再設定する。