パソコンからGALAXY Tab 7.7 Plusの場所を地図上で表示したり、遠隔操作でロックをかけたりすることができます。そのほか、最大音量で着信音を鳴らす、データを消去するといったことも可能です。GALAXY Tab 7.7 Plusを紛失したとき、その場所を検索したり、手元に戻りそうにないならば、個人情報を消去できます。

SamsungアカウントはSamsungDiveによるリモートコントロール機能を利用するときに使われるIDとパスワードです。無料で取得できます。GALAXY Tab 7.7 Plusに設定すると、リモートコントロール機能が使えるようになるほか、ソフトウェア更新時など一部の操作を実行するときにパスワードが必要になります。

Samsungアカウントは、［設定］の［アカウントと同期］でSamsung アカウントを選択すると、削除できます。削除時にはSamsungアカウントのパスワードが必要なので、ほかの人が勝手に削除できないようになっています。削除すると、リモートコントロールなどの設定も解除されます。

「SamsungDive」は、サムスン製のGALAXYシリーズのリモートコントロール機能を使うためのWebサイトです。パソコンのブラウザからアクセス可能で、一部のスマートフォンやタブレットでも利用できます。

［GALAXY Tab 7.7 Plus をリモートコントロールできるようにする］手順1の［リモートコントロール］をタップしてチェックをはずすと、リモートコントロール機能は使えなくなります。設定を変更するときには、Samsungアカウントのパスワードが必要なので、ほかの人が勝手にリモートコントロールを無効にすることはできないようになっています。

SamsungDiveにログインすると、まず［Track My Mobile］にGALAXY Tab 7.7 Plusの移動経路が表示されます。ただし、それは最新の位置情報ではないことがあるので、最新の位置を確認するには［携帯端末の検索］をクリックしましょう。［トラッキングの開始］をクリックすると、そこから12時間、15分間隔で位置測定が行なわれ、SamsungDiveにその経路が記録されていきます。

［GALAXY Tab 7.7 Plusをリモートコントロールできるようにする］手順1の画面で［Wipe out My Mobile］をクリックすると、インターネット経由でGALAXY Tab 7.7 Plusに保存されているデータを消去する操作ができます。ここで実行できる消去には、2つの種類があります。「リムーバブルストレージエリアを消去します。」は、microSDカードに保存されている写真や音楽などのデータ、SIMカード（ドコモminiUIMカード）に保存されている電話帳データを消去します。「出荷時データ・リセット」は、本体内蔵ストレージ（システムメモリ）が出荷時の状態となり、連絡先のデータやアプリなどのデータとともに、Googleアカウントなどの設定もすべて消去されます。ただし、microSDカード内のデータは消去されません。「出荷時データ・リセット」を実行すると、GALAXY Tab 7.7 Plus内のリモートコントロールに関する設定も消え、以後はリモートコントロール操作ができなくなるので、注意してください。