Wi-FiはLANケーブルの代わりに電波を使い、ネットワークに接続するものです。携帯電話基地局のように広いエリアをカバーするのではなく、家庭内やオフィス内のように、狭いエリアでネットワークに接続するときに利用します。カフェや空港などでインターネットに接続できる公衆無線LANサービスも提供されています。

自宅に光ファイバーやADSL、CATVインターネットなどのブロードバンド回線が敷設されているときは、NTTドコモが提供する「HomeWi-Fi」が便利です。Home Wi-Fiは自宅のWi-Fi利用に必要な無線LANアクセスポイントを月額315円でレンタルできるサービスですが、Xi パケ・ホーダイ フラットなどの指定のパケット定額サービスの契約者は、無料でレンタルできます。Wi-Fiの設定もHome Wi-Fi本体のシールに印刷されたQRコードをスマートフォンの専用アプリで読み取るだけで完了します。ドコモショップなどで確認してみましょう。

電源／画面ロックキーを長押しして、［端末オプション］の画面で［機内モード］-［OK］の順にタップすると、機内モードに切り替えることができます。機内モードではステータスバーのアンテナのアイコンが飛行機のアイコンに変わり、携帯電話回線の通話とデータ通信、Wi-Fi、Bluetoothなど、すべてのワイヤレス通信機能が停止し、電波が発せられなくなります。病院などの医療機関や飛行機の機内など、電波を発する機器の使用が禁止されている場所では、機内モードに切り替えるか、電源を切りましょう。手順3の画面で［機内モード］にチェックを付けて、切り替えることもできます。

接続先の無線LANアクセスポイントが「WPS」と呼ばれる簡単接続に対応しているときは、無線LANアクセスポイント本体のボタンを押すだけで、Wi-Fiの接続設定ができます。WPSに対応した無線LANアクセスポイントは、手順6の画面で「WPS利用可能」と表示されるので、メニューキーをタップし、表示されたメニューで［WPSプッシュボタン］をタップします。「WPS設定」の待機画面が表示されたら、無線LAN アクセスポイント本体や設定画面のWPS設定ボタンを押し（各製品の取扱説明書を参照）、WPS設定モードに切り替えます。しばらくすると、自動的に設定が行なわれ、接続が完了します。

NTTドコモが提供する公衆無線LANサービス「docomo Wi-Fi」を使えるようにするには、まず、Wi-Fiをオフにしてから設定を開始します。ホーム画面でメニューキーをタップし、［設定］-［一般］-［ドコモサービスのサービス/クラウド］-［docomo Wi-Fiかんたん接続］の順にタップします。はじめて起動したときは［ソフトウェア使用許諾契約書］が表示されるので、［同意する］にチェックを付け、［ 使用開始］をタップします。「ユーザーID/ パスワード自動設定」の画面が表示されたら、spモードパスワードを入力し、［設定する］をタップします。［ 設定完了］の画面が表示されたら、［OK］をタップします。設定が完了すると、GALAXY Note 3のWi-Fiがオンの状態で、docomo Wi-Fiのエリアに入ったとき、自動的に接続されるようになります。