疑問を解決!

「スマートフォルダ」とは、あらかじめ登録した検索条件を毎回再現できるフォルダのことです。iTunesライブラリの曲を再生回数やレートで自動収集する「スマートプレイリスト」に似た機能なので、iPodユーザーならすぐに活用方法が思い浮かぶでしょう。例えば、名前に任意の文字を含むファイルだけをまとめたり、長期間使用されていないファイルを探したりできます。ここでは例として「自分のホームフォルダ内」「ファイル名に“xls”を含む」「最後に開いた日が3日以内」という条件でスマートフォルダを作成しますが、検索範囲を[このMac](Macintosh HD全体)に広げたり、[変更日]や[作成日]を指定したりすることも可能です。作成したスマートフォルダはFinderウインドウのサイドバーに追加でき、不要になったらサイドバーの外へドラッグすると削除できます。スマートフォルダの本体は、ホームフォルダの[ライブラリ]-[保存済みの検索条件]に保存されているので、再び必要になったときはサイドバーにドラッグして追加しましょう。

1 [ファイル]-[新規スマートフォルダ]をクリック,2 [ 検索] で自分のユーザー名をクリック,ここでは「ホームフォルダ内で最後に開いた日が3 日以内のExcel ファイル」を集めたフォルダを作成する,デスクトップをクリックし、[Finder]のメニューを表示しておく,[新規スマートフォルダ]が表示された

3 検索ボックスに「xls」と入力,4 [+]をクリック,ファイル名に「xls」を含むファイルだけが表示された

5 ここをクリックして[最後に開いた日]を選択,6 「3」と入力,7 [保存]をクリック,条件が追加された

8 [名前]にスマートフォルダ名を入力,9 [サイドバーに追加]をチェック,サイドバーにスマートフォルダが追加される,スマートフォルダの保存画面が表示された

[ヒント]スマートメールボックスで特定のメールを抽出することもできる

スマートフォルダの機能はMail にも採用されています。Mailのメニューで[メールボックス]-[新規スマートメールボックス]をクリックすると、スマートフォルダと同じ要領で作成できます。[差出人]や[受信日][返信済みではないメッセージ][添付ファイルを含んでいる]などの条件をうまく使って、大量のメールを効率よく整理しましょう。