疑問を解決!

ディスクユーティリティでは、CDやDVDの複製も可能です。CD/DVDの内容をディスクイメージとして取り込み、ブランクディスクに書き込みます。ディスクイメージとは、CDやDVDの内容を丸ごと1つのファイルにしたデータのことです。Macの世界ではオンラインソフトの配布にディスクイメージが利用され、多くの場合は拡張子として「.dmg」が付いています。ディスクイメージはハードディスクに保存されるので、同じデータを使って何枚でも複製できます。ただ、操作は少し複雑なので、より簡単にコピーしたいなら、ソニック・ソルーションズの「Toast」など市販のライティングソフトを用意するとよいでしょう。

1 コピーしたいCD/DVDをドライブにセット,2 CD/DVDをクリック,3 [ファイル]-[新規]-[○○からのディスクイメージ]をクリック,レッスン22を参照し、[ディスクユーティリティ]を起動しておく

4[イメージフォーマット]で[DVD/CDマスター]を選択,5[保存]をクリック,ここでは名前と保存場所を変更しない,保存の確認画面が表示された

6 ディスクイメージの作成が完了したらCD/DVDをドライブから取り出す,[ディスクユーティリティの進行状況]が表示された

7 空のCD/DVDをドライブに挿入,8[操作]で[ディスクユーティリティを開く]を選択,9[OK]をクリック,ディスク挿入の確認画面が表示された

CD/DVDのコピーが作成される,[ディスクユーティリティ]が表示された

[ヒント]音楽CDの複製はできない

ディスクユーティリティで複製できるのはデータCD/DVDだけで、音楽CDやDVDビデオには対応していません。音楽CDやDVDビデオの複製には別途ライティングソフトが必要です。なお、市販の音楽CDやDVDビデオを私的使用の範囲で複製することは認められていますが、他人に譲渡・販売したり、コピープロテクト技術を解除したりすると著作権法違反となります。市販のソフトでコピーするときは注意しましょう。