配列の利用

配列数式で複数の計算を一度に実行する

引数に配列を指定し、関数を配列数式として入力すると、配列の各要素に対する複数の計算を一度に実行できます。例えば、以下のような集計表で、総合計を求めるためには、通常であれば商品ごとに「単価×個数」の結果を「小計」として求めてから合計する必要があります。しかし、配列数式を利用すれば「単価」と「個数」が配列として扱われ、それぞれの要素が順に計算されるので、いちいち小計を求めなくても一度に総合計が求められます。

活用のポイント

  • 配列数式を入力するときは、最後に[Enter]キーではなく[Ctrl]+[Shift]+[Enter]キーを押す必要があります。
  • 配列数式を入力すると数式が自動的に「{ }」で囲まれて表示されます。配列定数を指定する場合とは異なり、自分で「{ }」を入力してはいけないことに注意してください。
  • 1つのセルに入力した配列数式を修正する場合も、入力の最後に[Ctrl]+[Shift]+[Enter]キーを押して配列数式を更新する必要があります。
  • 上の例では、セルC3〜C8とセルD3〜D8が配列として指定されています。したがって、「最初に配列の先頭の要素の計算(C3*D3)を実行し、次に2番目の要素の計算(C4*D4)を実行する......」という具合にすべての要素の計算をして、その結果の配列をSUM関数で合計します。

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