Wikipediaを参照すれば和暦がわかります

 西暦と和暦の元号(平成、昭和、大正、明治……)との対応は、覚えておくのは難しいものの、意外と使う場面の多い知識です。レッスン5ではGoogleの便利な単位換算機能を紹介しましたが、西暦・和暦の変換機能は残念ながらありません。

 しかし、ウェブの検索結果から、簡単に対応年を見つけることが可能です。GoogleやYahoo!などいずれかの検索エンジンで「2005年」を検索すると、2005年について解説したWikipediaの記事が上位にヒットするので、解説を読んで平成何年にあたるかを調べましょう。

 ただ、和暦から西暦を調べようとして「平成17年」で検索しても、思うような検索結果が出てこないことがあります。そのような場合や、西暦と和暦との対応をいくつも調べたい場合は、「こよみのページ」などの変換サービスを利用しましょう。

▼Yahoo! JAPAN
http://www.yahoo.co.jp/
▼こよみのページ 元号・西暦変換
http://koyomi.vis.ne.jp/sub/tool/gengoucalc.htm

検索のポイント
GoogleYahoo!西暦を検索
→その年を解説したWikipediaの記事で和暦の対応年を調べられる

1 「2005 年」を検索,2 [2005 年 - Wikipedia]をクリック,2005 年について解説したWikipediaの記事が表示された,ここでは「Google」で検索する,検索結果が表示された

[他の紀年法]で和暦などの対応年を確認できる

[ヒント]Wikipediaには西暦3000年まで載っている!?

マニアックな記事が多いことでも知られるWikipediaでは、年ごとに主要な出来事などをまとめた解説記事があります。2008年4月時点では、西暦3000年までの項目が(一部はとびとびながら)作られています。最近の項目を読むと、その年の出来事や流行を思い出すことができ、過去の項目は、歴史の簡単なまとめとして読むこともできます。また未来の項目では、「2020年」には「第二東名高速道路が開通予定」とあったり、「3000年」には2000年に放送された特撮ドラマ「未来戦隊タイムレンジャー」の設定に関する情報があったり。ちょっとした息抜きに検索すると、意外な雑学が身につくかもしれません。